ロシア テロ対策の特別作戦で8人死亡
イスラム系の住民が多く暮らすロシア南部のダゲスタン共和国で、ロシアの治安機関が過激派組織IS=イスラミックステートに参加したあと帰国した戦闘員が加わる可能性がある武装グループを制圧する特別作戦を実施し、合わせて8人が死亡しました。
ロシアの治安機関などで作る国家反テロ委員会は7日、南部の北カフカス地方にあるダゲスタン共和国で、地元の武装グループに対してテロ対策の特別作戦を実施し、7人を殺害した一方、治安機関の側で職員1人が死亡したと明らかにしました。
特別作戦ではこれまでにロケット砲や手投げ弾、それに大量の弾薬を押収しておりさらに、武装グループが山岳地帯に潜んでいる恐れがあるとして、捜索を続けているということです。
ダゲスタンでは、先月16日から17日にかけても治安機関が過激派組織ISに忠誠を誓う地元の武装グループに対してテロ対策の特別作戦を実施し、合わせて15人が死亡しています。
ロシアの治安機関は、旧ソビエト諸国から最大で7000人がシリアやイラクに渡ってISに参加しているとみており、イラクなどでISが劣勢に立たされるなか、戦闘員が帰国してロシア国内でのテロが活発にならないよう、受け皿になりうる武装グループを壊滅させようとしています。
特別作戦ではこれまでにロケット砲や手投げ弾、それに大量の弾薬を押収しておりさらに、武装グループが山岳地帯に潜んでいる恐れがあるとして、捜索を続けているということです。
ダゲスタンでは、先月16日から17日にかけても治安機関が過激派組織ISに忠誠を誓う地元の武装グループに対してテロ対策の特別作戦を実施し、合わせて15人が死亡しています。
ロシアの治安機関は、旧ソビエト諸国から最大で7000人がシリアやイラクに渡ってISに参加しているとみており、イラクなどでISが劣勢に立たされるなか、戦闘員が帰国してロシア国内でのテロが活発にならないよう、受け皿になりうる武装グループを壊滅させようとしています。