北朝鮮 米政府に強く反発 キム氏への制裁措置で
北朝鮮の人権侵害に関わっているとして、アメリカ政府がキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長を制裁対象に加えたことについて、北朝鮮は8日未明、声明を発表し、今回の制裁措置の撤回を要求し、「要求を拒否する場合は両国間のすべての外交ルートは遮断される」と強く反発しました。
アメリカ政府は、6日、北朝鮮の人権侵害に関わっているとしてキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長を初めて、制裁対象に加えたほか、政権の幹部10人も新たに制裁の対象としました。
キム委員長が制裁対象に加えられたことについて北朝鮮外務省は8日未明、声明を発表し、アメリカが指摘する人権侵害は「ねつ造」だと否定したうえで、「最悪の敵対行為であり、われわれに対する公然たる宣戦布告だ」と非難しました。
そして、「アメリカは今回の制裁措置を直ちに無条件で撤回しなければならない」と要求し、「要求を拒否する場合は両国間のすべての外交ルートは即時、遮断される」と強く反発しました。
さらに、「われわれはアメリカの敵対行為を粉砕するために超強硬な対応措置を取ることになる」としています。
キム委員長が名指しで制裁対象に加えられたことで、北朝鮮のアメリカに対する反発はさらに強まっていくとみられ、関係国は今後の北朝鮮の動向を注視しています。
キム委員長が制裁対象に加えられたことについて北朝鮮外務省は8日未明、声明を発表し、アメリカが指摘する人権侵害は「ねつ造」だと否定したうえで、「最悪の敵対行為であり、われわれに対する公然たる宣戦布告だ」と非難しました。
そして、「アメリカは今回の制裁措置を直ちに無条件で撤回しなければならない」と要求し、「要求を拒否する場合は両国間のすべての外交ルートは即時、遮断される」と強く反発しました。
さらに、「われわれはアメリカの敵対行為を粉砕するために超強硬な対応措置を取ることになる」としています。
キム委員長が名指しで制裁対象に加えられたことで、北朝鮮のアメリカに対する反発はさらに強まっていくとみられ、関係国は今後の北朝鮮の動向を注視しています。