バングラデシュ警察 IS映像厳しく取り締まる姿勢
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バングラデシュで起きた人質事件に関連して、地元警察は過激派組織IS=イスラミックステートの映像などをソーシャルメディアに投稿することを厳しく取り締まる姿勢を明らかにし、これまで国内にISは存在しないと主張してきたバングラデシュ政府がその影響力の拡大に神経をとがらせています。
バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃して人質をとって立てこもり、日本人7人を含む23人が死亡した事件では、過激派組織ISが関与を主張する声明を出しています。これに続いて、6日、ISの支部を名乗って新たな映像が公開され、この中で、バングラデシュ人とみられる3人の男が人質事件を称賛したうえで、新たなテロを引き起こす可能性を示唆しました。
これを受けてバングラデシュ国家警察は声明を出し、ISなど過激派組織の映像やメッセージをソーシャルメディアに投稿することは刑事罰の対象になるとして、厳しく取り締まる姿勢を明らかにしました。
バングラデシュのハシナ政権は、イスラム系の野党などとの政治的な対立を背景に、テロや襲撃事件が起きるたびに国内のイスラム勢力による犯行だと主張してISは国内に存在しないという立場を強調しています。しかし、今回の大がかりな人質テロ事件を受けてバングラデシュにもISが浸透しているという指摘がメディアや識者の間で出始めており、今回の警察の声明は、ISの影響力の拡大に政府が神経をとがらせていることを示しています。
これを受けてバングラデシュ国家警察は声明を出し、ISなど過激派組織の映像やメッセージをソーシャルメディアに投稿することは刑事罰の対象になるとして、厳しく取り締まる姿勢を明らかにしました。
バングラデシュのハシナ政権は、イスラム系の野党などとの政治的な対立を背景に、テロや襲撃事件が起きるたびに国内のイスラム勢力による犯行だと主張してISは国内に存在しないという立場を強調しています。しかし、今回の大がかりな人質テロ事件を受けてバングラデシュにもISが浸透しているという指摘がメディアや識者の間で出始めており、今回の警察の声明は、ISの影響力の拡大に政府が神経をとがらせていることを示しています。