工事・計画
東京都/オリンピックアクアティクスセンター新築基本設計(江東区)/山下設計に [2015年1月23日4面]
東京都財務局は22日、2020年東京五輪で水泳競技会場となる「オリンピックアクアティクスセンター(仮称)(26)新築工事基本設計」業務の委託先としてプロポーザルで選定した山下設計と見積もり合わせを行い、委託金額を2億0500万円に決めた。23日に契約を結ぶ予定。今回の水泳競技場の設計者が決まったことで、14年度に基本設計に着手する三つの五輪競技場の設計者が出そろった。プロポーザルには同社を含めて5者が参加した。
プロポーザルでは、デザインビルド(DB)方式の経験がある担当者が配置されていることや、環境負荷やライフサイクルコストの低減に向けた具体的な対策を示していることなどが評価され、山下設計が委託先として選定された。
オリンピックアクアティクスセンターの建設地は、江東区辰巳2の2(敷地面積12・2ヘクタール)。東京メトロ有楽町線辰巳駅から徒歩5分程度の距離にある。都が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルの計画によると、建設する施設は延べ5万7850平方メートル、座席数は約2万席。構造、階数は未定。延べ約2・5万平方メートル分は仮設で、大会終了後に延べ3万2920平方メートル(座席数5000席程度)に縮小する。本体のほかに、周辺道路などの舗装工事、排水工事なども行う。基本設計の履行期限は8月24日。基本設計の終了後、実施設計と施工を一括して発注する予定。
プロポーザルでは、デザインビルド(DB)方式の経験がある担当者が配置されていることや、環境負荷やライフサイクルコストの低減に向けた具体的な対策を示していることなどが評価され、山下設計が委託先として選定された。
オリンピックアクアティクスセンターの建設地は、江東区辰巳2の2(敷地面積12・2ヘクタール)。東京メトロ有楽町線辰巳駅から徒歩5分程度の距離にある。都が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルの計画によると、建設する施設は延べ5万7850平方メートル、座席数は約2万席。構造、階数は未定。延べ約2・5万平方メートル分は仮設で、大会終了後に延べ3万2920平方メートル(座席数5000席程度)に縮小する。本体のほかに、周辺道路などの舗装工事、排水工事なども行う。基本設計の履行期限は8月24日。基本設計の終了後、実施設計と施工を一括して発注する予定。
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