峰久和哲
2016年7月11日07時38分
32の1人区で野党の選挙協力は実を結んだのか。朝日新聞社の出口調査によると、回答者の支持政党別の選挙区投票先はグラフのようになっている。
野党4党の支持層が野党統一候補に投票した割合は、民進90%、共産84%、社民83%、生活79%といずれも高率を示した。協力は一部では成功し、11選挙区で当選したが、21選挙区で自民候補に及ばなかった。
32選挙区を合算した自民支持率は47%、公明支持率は5%で、与党が過半数。野党は単に4党支持層を固めるだけでは足りず、当選に結びつけるには補強材料が必要だった。今回、二つの要素が見えた。無党派層の票をどれだけ集めるか。それに加えて、自民と選挙協力をしているはずの公明支持層の票がいかに流れたか、だった。
グラフのように、公明支持層の…
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