2016年7月10日 20:00
TVアニメ「orange」花澤香菜&山下誠一郎キャストインタビュー 「高校生らしい日常のリアル」を追求
花澤香菜(左)、山下誠一郎(右)
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TOKYO MXほかで7月3日から放送を開始したテレビアニメ「orange」。同作は高野苺氏の人気漫画が原作で、高校2年生の高宮菜穂が、10年後の未来の自分から「転校生の成瀬翔を好きになる。17歳の冬に翔が亡くなる」という内容の手紙を受け取ったことから、未来を変えるために奮闘する姿を描く青春SFラブストーリーだ。現在の世界と10年後の世界の物語が交互に進行していくことが特徴のひとつで、先の読めないスリリングな展開が、多くのファンを虜にしている。今回は、主人公・菜穂を演じる花澤香菜と、転校生・翔を演じる山下誠一郎に同作の魅力と、収録の裏側を語っていただいた。
今回の翔役の起用にあたり、原作漫画を読んだ山下は衝撃を受けたという。「王道の恋愛物語を予想していましたが、固定観念を覆す、未来からの手紙が巻き起こすSFストーリーにビックリしました」(山下)。花澤も「私は今回初めて『orange』を読んだんですが、それまでも周囲のたくさんの人が好きな漫画としてあげていたんです。実際に読んでみて納得でしたね。この完成度の高さは、印象に残るのも当然です」とうなずく。
それぞれが演じるキャラクターの印象や、手応えについてもうかがった。花澤は自身が演じる菜穂を「自分の思ったことを表に出さず、飲み込みながら生きている。そのぶん、みんなのことを見ていて、些細なことにも気づける大人っぽい子」と紹介。一方「コミカルな表情も多く、仲間たちとのつながりの中に、自然に入っていける明るい子でもあります。モノローグやナレーションでの、自分の内に入っていくような語りと、自然な明るさと両立させるのが、意外と難しかったですね」と苦心も明かした。山下も「翔は悩みを内に秘め、それを口に出さないよう務めているんですが、菜穂に対してはつい『言ってもいいかな』と思ってしまうような、結構かわいいところもあるヤツです」と語る。どうやら、人間らしいリアルな多面性が、同作のキーになるようだ。
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