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帰国後落胆へ
契約後町の視察やこの国の文化等を知るために町を朝から歩き続けた。
今の段階の報告内容を考えていた。
とても活気があってにぎやかね。
それに国と国との境目に強力な目隠し系の魔法と防御系魔法が常に張られているわね。
地形は…山に囲まれているから空からの攻撃か山からの攻撃は可能だけどこの強力な魔法が邪魔になって攻撃不可…。
国民には好かれているようね。
だけど所々不穏な動きもあるようね。
煽っている人物を見つけ出しておいた方が良いわね。後で厄介なことに成るかも知れないしね。
行動をしたいけど…後ろに見張りの人がいるし…
先に撒いてから捜さなきゃね。
とにかく路地にに入り魔法で姿を消し
忍として必要な業の気配を消す。
追い付いて来た護衛(見張り)の忍は私を認識出来ず他の場所へ探しにいった。
ふぅ~単純で良かったわ♪
そうじゃなきゃインク系魔法をつけられたら
ばれちゃうからね。
さてと話を聞きながら探そうかな……。
その前に変装しなくちゃ誰も教えてくれないよね国の闇を…。
魔法で男性に変装し名前を紫音として町を歩き何処にその人らが居るかを聞き出していた。気づけば柄の悪い人たちに囲われていた。
はぁ~ヤンキー系の魔法士3名と剣士6名かな?
今騒ぎを起こしたくないのだけどね…。
他国で契約して1日しかたってないのに下手に魔法や戦闘をしたら信用がた落ちになってしまう…
「おい、聞いてんのか!!
この場所は俺らのナーバリだ!!
兄ちゃんよ、それを知ってて色々と嗅ぎ回ってんだろう?」
あぁ~放置したい、殺ってしまいたい。
男の格好をするとどうしても血が騒いでしまうから嫌なんだ…。
「反乱軍があると聞いたので……」
私の真っ正面にいた男性が被せてきた
「何処でそれを知った?」
「町で噂されてますよ。」
「お前はそれを探って何をしたい。」
「そこに加えて貰えればと。」
「戦う力が無い奴は大人しくしてろ」
「やってみな分からないことです」
「ふっ面白いついてきな。俺たちのテリトリーの中で一番大きいスタジャムを貸してやる。
そこでこいつらに勝ったら仲間に入れてやるよ」
そうこなくっちゃね♪
「分かりました。」
暫く歩くと森の奥にスタジャムがあった
こんな森の奥に――どこから見ても見つからなかったのに…。
「ついたぜ。服はそのままでいいか?
着替えるのだったら俺のを貸してやるぜ。」
「いえ、このままで大丈夫です。」
男性は私の服装を見て心配そうに
「……そうか」
といった
今の私の服装は農家の長男見たいな少し動きづらい格好をしている
差し出された長剣と短剣の2つを借り
フィールド野中に入った。
回りの客席にはさっきの人のグループの人達らしき人がいた。
目の前には先程まで私を囲っていた5人の人がスタンバイしていた。
「両者準備は良いな。
説明を始める。この試合でその男が勝てば仲間入り負ければ死またはこの国からの追放
相手を殺しても殺さなくてもどちらでもいい
始め!!」
襲い掛かってくる者達を優雅に交わしながら
面倒なことになったかな?
こいつらのアジトかトップを見つけないと
もしもの時に潰せないし…
魔法を放ってきたので
防御魔法で防ぎ隙を狙って後ろから斬りかかろうとしていた人の剣を後ろを向かず逆手で弾いた。
さっきの人がトップてきな役割か?
こんなことを約束するなんて
彼に印を付けといたらそれで済む話かも!?
短剣を左手に持ち長剣を右に持ち
無詠唱で火の粉を降らせた。
その火の粉が回りにも被害をだし服についた人もいた。それを狙って先程のトップらしき人に火の粉が付いたときにこっそり体内に印を付けておいた。
そして上手く相手の攻撃を受けて血が花を咲くように………ってほぼジャストミートであたっちやった…。
私はその場で崩れ傷を手で押さえながら倒れた
回りのどよめきと『殺せ』『とどめを刺せ』てきな声が聞こえた。
他の事を気にしたければよかった。
ここで治癒魔法をかけたら王族だってことがばれそう…いやばれなくても飼い殺し決定だな…
背後に剣を翳した毛は気がした。
私は倒れた状態で刺される瞬間に防御魔法で防ぎ
瞬間移動魔法で与えられた誰もいない客室の床に移動し何処へ行ったかの痕跡を消してから
治癒魔法をかけて汚れた服を洗い
お風呂に入って、男性用の服を捨て
元の姿に戻った。
そして帰る支度をし明日の着る服をクローゼトに一着だけ入れてその日は、寝ることにした。
朝早くから訓練所に行き10名が私と一緒に行く事になったことをシノ王子が伝えその10名を紹介してもらい行く支度をするように言った。
「7時にはこの城を出ます。それまでに別れを告げたい人に告げ準備をしてください。」
訓練所からでて朝食をとり
国王様・女王様に挨拶をしに謁見室に向かった
「国王様・女王様
暫くの間お世話になりました。
今日の午前7時にはこの城を出させてもらいます
これからは両国の友好関係を築き上げればと思っております。」
国王様が
「友好関係を―と言うことは、あやつと契約をしたと言うことか?」
「はい、恐れながら私とシノ王太子殿下との単独の契約をさせてもらいました。」
「それは構わん。あやつは、何も言ってこなかった。こちらは気づいてたて言うのに。
愚息をこれからも頼む神子姫」
「はい。もし何かありましたらこの水晶を地面に落とすか強力な魔力を注いでください。
即参ります。」
「こんなものを何時のまに作っていた?
これを作るのには相当魔力を要したはずだ。
それを我々が気づかなかったとは!!」
「これはこの国に入る前に造ったものです。
なのでご心配要りません。」
「そうか、そなたのことは気に入った。
また来てくれるか?」
「はい。来ても宜しいのでしたら。」
「おっと…もうこんな時間か。
長い間引き留めて悪かったな。
また是非来てくれ。」
「ありがとうございました。」
そう言って退室するとシノ王子が立っていた
「シノ王子どうして此方へ?
国王様・女王様にご用が?」
「いや、お前を待っていた。」
「私をですか?」
「そうだ。渡したいものがある。」
何を渡したいのだろう?
荷物が増えるのは困るのだけど…
まぁ~魔法で帰るから大丈夫なんだけどね♪
シノ王子は懐から短剣と魔石を取り出した
「その短剣は?」
「お前のために造られた短剣だ。
それと俺の魔力で造った魔石……。
回復と治癒魔法をかけて俺を助けてくれたり
兵を守ってくれた礼だ。受けとれ」
「ありがとうございます。
ありがたく頂きます。」
シノ王子に別れを告げ
部屋に戻りお父様に念通をかけた。
『おはようございます。』
『そう言えば今日帰ってくる日だったな』
『はい。7時には忍国の城をでて瞬間移動魔法で預かる忍と共にそちらの城門前につきます。
荷物は自室に今から転送します。』
『分かった、出迎えの準備をしておく』
『ありがとうございます。』
『あぁ。』
『失礼します』
念通を切り荷物を転送していった。
そして7時前になり
忍国の境界へ向かった。
境界には沢山の街人や王族が見送りに来ていた
そして真ん中には預かる10名の忍が正装服で立っていた。
「お待たせ致しました。」
国王様・女王様・シノ王子に向かって
預かる国の王族の一人てして
「10名の忍を我が国で預からせてもらいます。」
と宣言した。
国王様が
「我が同胞を頼んだ。」
私は微笑み大勢の人に見送られながら国境から出て瞬間移動魔法を唱え
一瞬にして自国についた。
そこにも大勢の人が居たが暖かみがなく
命令で来ている感じがした。
その中を通り国王様に帰還の挨拶をし
忍たちはお兄様によって案内された。
私は国王様に呼ばれ国王様の自室に案内された。
「神子、座れ。」
「はい、失礼します。」
国王様に紅茶を出されそれを一口のんでから
「この度は、私の勝手な行動により多大なるご迷惑とご心配をお掛け致しましたこと大変申し訳ございませんでした。」
頭が机に付くぐらい頭を下げると
国王様が優しい声で
「良い。気にするな。」
と言ってきた。
可笑しな物でも食べたのかしら?
いつもなら、雷が2・3発おってきそうなのに…
「神子が、私を嫌っていることは知ってる。」
「国王様も私を嫌っているのでしょう?」
「今は親子・父と娘として話したい」
「珍しいですね。そんなことを仰るなんて。」
国王様は苦笑いしながら
「同盟国の国王達に本当の事をそろそろ話せと言われてな…。」
「本当の事を…ですか?」
「そうだ。
今まで冷たくしていたのは、私の命を狙うやからがお前に牙を向けないようにする為に冷たくしていた。」
「そうでしたか…。てっきり魔力が使えないからとばかり思ってました。」
「信じてくれるのか?」
「当たり前です。お父様。
先程から嘘を見破れるようにかけておいた魔法がいっさい反応を示さないので、お父様が仰ていることは本当だとわかります。」
「産まれたときからお前は、賢すぎる。
回りにも気を使って…いつ本音で話すんだ?」
「その時が来たらでしょうか…。」
「気長に待つとするか…。」
「用件が無いなら自室に戻っても良いですか?」
「まだ用件はある。忍は亮と神子で育てればいいだが、学校に行ってもらう。
小・中までは行こうが行くまいか好きにすれば良いが高校だけは義務教育でどの貴族も行かされる
明日が初日の登校日になっている。」
「そんな!!急に言われても…。」
「服装は自由だ。一応制服も用意してある。
行く学校は お嬢様学校 魔法学園 マナー学校
の三校だ。トップクラスのSSクラスに入れば試験の時以外は来ても来なくても良いらしい。
その代わりテストで規定の点数以下を取れば
ほぼ毎日学校へ行くAクラスに落とされる。」
「……分かりました。」
「さぁ~自室に戻り準備をしときなさい」
「失礼します。」
自室に戻り各学校の事を探り
入学時にあるテスト内用を見て次に入学予定者の欄を見ると同盟国の王子が魔法学園に揃ってしまうことに気がついた。
お嬢様学校はお姉様と美咲が居ることに気がついた。
マナー学校の方は同盟国の王子とお兄様・お姉様・美咲・晃と一族の兄弟が揃う事になった
一騒動ありそうね…
できる限り投稿していきますが…もしかしたら暫く間が空くときがあります。
さて、学校に通うことになった神子。
神子はSSクラスに入れるのか!?
忍の強化はどうなるのか!?
「異能力」や「お嬢様は天才魔法士!?」
「現世と過去」も配信していますので、是非読んでみてください。
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