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「18、19歳」は与党過半数=無党派、自・民が伯仲―出口調査【16参院選】

時事通信 7月10日(日)22時21分配信

 10日の参院選で時事通信が行った出口調査によると、新たに選挙権を得た「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民党(個人名投票を含む)が40.1%で1位となった。公明党も10.8%で3位の支持を集め、与党で過半数を占めた。民進党は2位を確保したものの、18.5%にとどまった。
 全体の平均と比べると、10代の投票先は自民、公明が平均を上回る一方、民進、共産やおおさか維新の会は平均を下回り、与党志向が明確になった。
 一方、「支持する政党はない」とした無党派層のうち、比例で自民に投票した人は、2014年の衆院選での調査と比べて3.1ポイント増の26.1%。これに対し、民進も民主党として戦った衆院選から5.1ポイント増の25.3%と伯仲した。
 おおさか維新は、維新の党として臨んだ衆院選では自民に続く支持を集めたが、今回は9.5ポイント減の12.8%と大幅に減らして3位に後退。「第三極」の衰退傾向が、一段と鮮明になった格好だ。
 共産は同1.6ポイント減の12.3%で、前回と同じ4位を維持した。5位の公明は同0.4ポイント増の7.2%。以下、政治団体「支持政党なし」3.4%、社民3.1%、生活2.7%などの順だった。
 調査は10日、各投票所で投票を済ませた有権者を対象に行い、3万3985人から回答を得た。このうち、未成年の割合は3.7%。無党派層の割合は32.2%だった。

最終更新:7月10日(日)23時55分

時事通信

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