国会議員になる方法
なりたくてもなれない、が基本
世の中世知辛いもので、格差社会などと言われて早どれくらいが経つでしょうか。人間同士の間で差が生じるのは仕方のないことです、だからこそ出来た溝を埋めるために人はもがき、苦しみながら前を歩いて、最終的に自分が理想とするところへ辿り着こうと努力するのです。経過に見合った結果が手に入れられれば万々歳ですが、途中で失敗・挫折を経験する人が大半だ。あまり冒険心豊かに過激な行動をしても、先行き真っ暗な道へ足を突っ込むような愚かな行動は慎みたいところ。何事も安全を重視しつつ、その結果で見合う成果を獲得できれば自ずと、人間満足できるのです。
大きな高みに目指す分には問題ありません、ですがそこまでに行くには道中の小さな積み重ねを幾重にも経験し、より自分の糧になるよう切磋琢磨する向上心を持ち続けること、これこそ人が人であるために必要な動力源ではないでしょうか。苦労が実を結ぶかどうかは、その人の頑張り次第と言える。
とはいえ、人間生活の基盤がしっかりしていなければ何も活動する気になりません。世の中息を吐くにしてもお金が発生する時代だ、一歩歩いているだけで1,000円消費するくらいの損をしている、と思ってもいいのではないかと、最近思い始めてみる。そうして庶民が苦労している中で、歩いても歩いてもお金がわんさかとまるで湯水のように噴出し続けている職業といえば、『国会議員』ではないでしょうか。
代表取締役・会長といった企業の重役を上げても良かったが、世の中の人が一番非難を向ける対象といえば、国を支えるべき職務についている議員の存在だ。彼らの活動で日本の行く末が決まるといってもいいが、はっきり信じられないと断言する人が多くなっていると言えるでしょう。何せ、現在の国会議員は何かと不祥事を起こしてばかり、な印象がある。国会議員になるのがどれだけ大変なのか、当人たちはそれすらも忘れているというのは、見苦しくなるばかりだ。
さて、ここで少し国会議員になるにはどうしたらいいのか、それを少し振り返ってみよう。
国会議員になる方法
国会議員とは、直接立候補してすぐに就任できるような、そこまで簡単なシステムではない。議員として活躍するためには、様々な経路を経て、それまでの結果でより多くの支持者によって支えられてなれる、それが根幹になる。支持者という存在も大切ですが、形成するのも楽ではない。
それ以前に、国会議員として立候補するためにも必要な手段をまずは知る事が大事だ。なので、まず最初にいくつか定番なルートを参考に紹介していこう。
1:地方議員になる
まず最初に国会議員という舞台には踏み出さず、地元で支持者を集めるため、地方議員からスタートする人が多い。議員とは自分勝手な行動で行える簡単な仕事ではありません、きちんと自分がこれからの日本に必要だという、そんな政策を掲げて共感者を募り、多くの人から応援してもらえるような立場にならないといけません。そうなると、大舞台となる国会議員を目指すなら、まず地元を足がかりに信用を得るために活動していく、というのが定番と言われている。
当たり前ですが、地方議員になるのも楽な話ではないので、ここをクリアできない人はまた違う方法を考えないといけません。
2:議員秘書になる
次に挙げられるのが、議員の秘書として活動することだ。例えば両親のどちらかが議員として活動しており、その手伝いをする傍らで政治について学びつつ、自分の支持者を増やしていくというのも無難な手になる。秘書なので、実際に他の議員とも接触する機会があるため、中には有力な議員とコネクションを得ることにより、可能性の幅を広げようと企んでいる人も実際にいると思います。形成できるかどうかは、本人によるところですが。
ただ気をつけないといけないのが、秘書をしている政治家が落選した場合には、自動的に無職となってしまいます。そうなると必然と政治に関われなくなってしまうので、そういう意味でもより多くの人に顔を覚えて貰えるよう、努力する必要がある。
3:官僚から目指す
一般的な方法は上記2つですが、もう1つだけ国会議員になれる方法があります。それは議員とは違った側面で政治に大きく関わる、『官僚』からスタートするのも手だ。官僚といえば色々と思いつきますが、下手をすれば国会議員よりもなるのが難しい仕事かもしれません。まず官僚になるには国家公務員の資格を習得しなければならないので、ハードルを一気に10個くらい飛び越さないとなれません。こればっかりはかなり非現実的と言って良いでしょう。
ただ政治と深く繋がる職業だけあって、政治家に転身すれば活躍できるという期待感もある。ただ幾分か官僚上がりと言われる風潮もあり、肩身は狭いとも言われている。
なるための秘訣など無い
上記に紹介した政治家になるための手段は、あくまで一例だ。実際、議員経験もなく、秘書にもならず、まして政治のことをろくに知らない人が成り上がるというケースも、少なからず存在している。そうした人達は、それぞれの政党による支援だったり、また様々な人脈を構築することにより、背後関係をより強固なものとする、そんな行動力こそが政治家への道を切り開く可能性を広げるのです。一般人がただなりたくてなろうというほど、軽い話題ではありません。何せ期待されているから当選すると、誰にもはっきり言えないのです。
これは支持者が目移りして、違う人へと魅力を見出してしまったといった原因も少なからずあります。求心力の問題といえばそれまでですが、ある人でもまさかの逆転負けになってしまったというケースもある。現職の議員が選挙に敗退して、資格を喪失する瞬間を見たことがあるなら、それくらい簡単に生じてしまうことなのです。簡単になれるなら今すぐに立候補したい、そんなふうに考えている人もいるでしょう。
贅沢が出来るという面も
ただ国会議員になる人全てが、日本を良くしたいと願っているわけではありません。中には明らかに私欲で、それこそはっきりとした目的意識のないまま、議員に当選したという人もいる。大抵批判の対象に晒されますが、そんな人でも認められれば議員生活を堪能できてしまうのです。よほどの不祥事や問題を起こさなければ、日本で一番贅沢を堪能できると言われてもしょうがないほどにだ。
政治家なんてろくなもんじゃない、最近だと益々そう感じるようになってきている。政治を深く把握しているわけではないが、ここ最近だとテレビを見ているだけでも不愉快になる、そんな状況だ。なりたくてなれるような職業ではないのに、なんだかいたたまれなくなる。