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パパジン - papazine -

渾身のパパライフをつづるブログ。Let's enjoy happy "papa" life!!

【体験記】「動物の剥製を有効利用」した博物館らしい遊び場、それが国立科学博物館のコンパスだ!

子供とお出かけ 屋内 動物モノ

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東京都内有数の子どもお出かけスポット、上野。

お馴染みの上野動物園などあるなかで、最近は、上野の国立科学博物館内にある「親と子のたんけん広場」、コンパスが人気沸騰中なんだとか

コンパス

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上野の国立科学博物館内にある、子どもの遊び場、コンパス

そんなに人気なら我が家もいくしかないだろと思って子どもに声をかけてみた。

ぼく)「上野の国立科学博物館、行く?」

長男)「えー、博物館やーだー、見るだけじゃん。遊びたいんだよー」

ぼく)「え。。でも、ほら、こういう場所らしいよ(コンパスの写真を見せる)」

長男)「行くーっ!」

というわけで、行ってきました(実は2回目笑

というわけで、その全容をレポートしておきましょ。

コンパスなにそれ

遊び場、ではなく、展示!?

さて、そのコンパス。

既に写真は貼付けたものの(↑)、いったい何なのって感じですよね。

もっとも、一介のパパブロガーであるぼくにとっては、「子どもとのお出かけスポットの1つ」以上の意味は特段ないのですが、目的としては以下の通り書かれてました。

コンパスは4から6歳のお子さんとその保護者の方を主な対象とした展示室です。私たちは何よりお子さんが楽しいと感じる展示を目指しました。さらには博物館での体験を家庭における「日常」に持ち帰ってもらうため、保護者の方と「驚き」や「発見」を共感してもらうことを大切に考えました。コンパスは「遊び」の要素の中に「親子のコミュニケーション」を促すしかけをたくさん用意し、そこでの経験を通じて、科学的な知識だけではなく、感じる力、考える力が養われることを目的としています。

コンパス

あれ・・・

展示?!

そうか、展示なのか。

遊び場ではないようですw

失礼。

名前の由来

では、コンパス、なんでこういう「コンパス」とやらの名前になったんだろうかと思いますよね?

きっと誰もが疑問に持つからでしょう、HPにもばっちり書いていました!

コンパス(方位磁針)は 博物館の研究者が目的地を 探索し記録するための必需品です。子供たちにとって、幼少期の保護者とのコミュニケーションや自分で発見する体験・達成感は、社会へと巣立つ時、答えのない課題に取り組んでいく時に必須となる自己肯定感につながることでしょう。方位磁針が調査や探索の拠りどころであるように、この展示室での保護者との体験が子供たちの財産となってほしいと考え「コンパス」という名称としました。 英語表記(ComPaSS)でも「コミュニケーション(Communication)」「保護者(Parents)」「社会(Society)」「科学(Science)」を組み合わせたものとなっています。

展示室が子どもの財産に・・・!

これは、連れてくる親にとっても大きなプレッシャーですw

コンパスでできること

さてこのコンパスでは何が出来るのかというと、HPには

ライオンの肉球を見てみよう!

クロサイの背中に乗った気分を味わおう!

コウテイペンギンが泳いでるジオラマを探そう!

コンパス

とかいろいろ書かれますが、実際に行った人間からすると大きく違っていて。

ずばり、一言で言いますと、剥製に囲まれた遊び場です(爆)

敢えて、コンパスの運営者さんのお言葉を借りるのであれば・・・、

「剥製の展示のなかで遊ぶ」

そんな場所です。

決して展示ではない笑

剥製と遊びの融合

証拠写真をみていきましょう。

吊り橋に

ほら、剥製(ラクダ)。

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迷路に

ほら、剥製(キジ)。

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床に

ほら、剥製(ワニ)。

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滑り台に

ほら、剥製(ライオン)。

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さらにはエリアのど真ん中に・・・

ティラノサウルス!

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子どもたちは剥製そっちのけでキャッキャしてました

さてそんなコンパス。

子どもたちはめっちゃ楽しそうでした・・・。

走ってはいけないと言われているのに、常にドタバタドタバタ。

迷路のように入り組んだ施設内には、段差があったりハシゴがあったりで危険が全くないわけではないのですが、頭ぶつけたり転んだり落ちたり(!)しながらも、キャッキャしてました。

きっと、彼らは剥製には・・・目も留めていないのであろう・・・

 

え?

 

親であるぼくの反応を知りたいですって?

・・・ええと、

一言でいうと、身体を使ってしんどいです笑

子どもサイズの施設だから、何をするにも腰を屈めなきゃいけなかったり、ロープは足裏が痛かったり・・・

まあ、子どもが楽しければいいのさ!

コンパスの混雑具合は?

さて、注目の混雑具合ですが、正直にいいましょう。

場所として混んではいません。

なぜなら、整理券で入場者数が限定されているからです(1回あたり60名)。

したがって、胆は整理券の入手!

その一言に尽きます。

HPにはこう書いてますね。

ご利用には人数分の入室整理券が必要です(0歳児から必要)。 1枚の整理券で保護者・お子様あわせて最大6名まで入室が可能です。(保護者1名につき1枚の発券です)安全上の規約に同意いただくため、整理券発券は保護者の方に限らせていただきます。整理券は地球館案内所(1階) 横で発券しています。

整理券の対象時間

その整理券の対象時間はこんな感じ。

  •  入室開始時間10:00− ⇒ 発券開始時間9:00
  •  入室開始時間11:00− ⇒ 発券開始時間9:00
  •  入室開始時間12:00− ⇒ 発券開始時間9:00
  •  入室開始時間13:00− ⇒ 発券開始時間10:00
  •  入室開始時間14:00− ⇒ 発券開始時間11:00
  •  入室開始時間15:00− ⇒ 発券開始時間12:00

コンパス

整理券を入手するには(時間・入手場所)

さて、ではいつくらいにいけば整理券をゲット出来るのか?

これがまあ、結構覚悟が必要なんですよ。

少なくとも午前中早め(出来れば10:00まで)に行っておくくらいじゃないと整理券は入手出来ないです。

心して臨むことをお勧めします・・・。

 

地味に整理券の入手場所が分かりづらいんだよなあ。

整理券は地球館案内所(1階) 横で発券しています。」、よーく押さえておきましょう。

コンパスの料金は?

さて、そんなコンパス。

実は、無料!

要する費用は、国立科学博物館のお金分だけ。

大人だと620円ですね。安いw

しかし、だからこそ混んでいるのかもしれません。

www.kahaku.go.jp

その他コンパスの概要

対象年齢

HPによると対象年齢は、以下のとおり。

割と小さいお子様でもいけるんですね。

コンパスはお子様と保護者の方が一緒に楽しむ展示室です。必ず一緒にご利用ください。主な対象は4~6歳のお子様とその保護者の方ですが、0~12歳の方もご一緒に入室いただけます。お子様だけのご利用、13歳以上の方だけでのご利用はお断りしています。保護者の方1名につき、お子様は5名までご利用いただけます。 

所用時間

1回あたり45分です。

入場までの時間の過ごし方

コンパスに2回いったぼくが思うに、すんなり入れる方が珍しいと思います。

下手すれば入場までに2時間、3時間待ちは普通にありえるわけで。

そうなると、その入場までの時間の過ごしかたで大きく満足度が変わると思うんですよね。

ここでは参考になりそうな話をポコポコ共有しておきましょう。

科学博物館探索

コンパスだけを目的にきた人には微妙かもしれませんがw、せっかくの科学博物館。

しっかりみておきましょう。

観る対象として、昆虫、動物はもちろん。

人骨やミイラなんかもあって、小さい子どもは勝手に興味持ったり怖がったりしてくれますよ。

博物館らしく、地震の発生場所当てゲームやサーモグラフィーなどあって案外楽しめます。

さすが国立の博物館だけあって、修学旅行生や外国人観光客も沢山いらっしゃってます。

レストラン

そしてレストラン。

意外とこれが時間をつぶすのに有効だったりするw

11:00からやっているので、早めにいけばスムーズに入れます。

特別展記念メニューから定番のカレーライスまで、メニューも豊富で子どもも気に入ると思いますよ。

www.kahaku.go.jp

まとめ:

それではまとめましょう。

いやあ、考えれば考えるほど、上手く出来てますよね、このコンパス。

だってさ。

剥製の有効活用

まずは剥製を有効活用してるじゃん?

国立科学博物館内には、剥製はすでに沢山あるわけで。

そのままおいておけば、おそらく何も日の目をみなかったかもしれない剥製たちを、子どものプレイスポットにおくという発想。

これがまず秀逸だと思うわけですよ。

実際に、剥製たちに息吹を吹き込んでますもんねえ。

国立科学博物館への導線強化

更には、このコンパスの存在が博物館への導線を強化してると思うんですよね。

コンパス目当てで国立科学博物館へ⇒整理券ですぐにはコンパスに入れない⇒仕方なく(?)科学博物館をしっかり見学

ということで、博物館へ上手く人を誘導しているw

そういう観点でもビジネスとして秀逸だなと思いました。

うん、また来よう。

ほんだらのー!