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岐阜空襲71年 平和への祈り

07月09日 12時30分

岐阜空襲71年 平和への祈り

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太平洋戦争末期の昭和20年、アメリカ軍の空襲で大きな被害がでた岐阜空襲から71年目になる9日、市内の寺院などでは市民らが追悼の鐘を鳴らし、平和への祈りを捧げました。
岐阜市では毎年、岐阜空襲があった7月9日に市内の寺院や教会など約130か所で、平和への祈りを捧げています。
このうち、岐阜市の複合施設「ぎふメディアコスモス」には中学生など市民90人ほどが集まり、当時、15歳だった國安昌平さん(86)が、空襲の体験談を語りました。
そして、平和を願う折り鶴といっしょにつり下げられた金属製の鐘を細江市長や中学生などが打ち鳴らし、空襲の犠牲者を悼みました。
岐阜空襲では市街地の約80%が焼け野原になり、800人あまりが犠牲になりました。
参加した中学2年生の男子生徒は「罪のない大勢の人たちの命を奪った戦争を繰り返さないよう自分も戦争の体験談をたくさん聞いて、語り継いでいきたいです」と話していました。

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