大西さん搭乗のソユーズ ドッキングに成功

大西さん搭乗のソユーズ ドッキングに成功
日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんらが乗り組んで、7日に打ち上げられたロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間の9日午後1時すぎ、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。
大西卓哉さんら3人の宇宙飛行士が乗り組んで、日本時間の7日、中央アジアのカザフスタンから打ち上げられたロシアの宇宙船「ソユーズ」は、地球の上空を周回しながら、高度400キロ付近まで順調に飛行を続けました。

そして、日本時間の9日午後1時すぎ、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。

このあと、接続部分から空気が漏れるおそれがないかなど安全確認が進められ、問題がなければ、大西さんたちは午後3時50分ごろ、出入り口の扉を開いて宇宙ステーションの中へ入る予定です。

大西さんは、ことし10月下旬まで、およそ4か月間の長期滞在を開始し、滞在中、老化現象の解明を目指すマウスの飼育実験や、がんなどの新しい治療薬の開発を目指す実験などに臨むことになっています。