NHKが、中部地方で放送している番組「おもてなし中部」です。
富山県高岡市の伝統産業の一つが、「高岡銅器」。
そのシンボルともいえる「高岡大仏」と、銅製品を作る鋳物工場を台湾出身の映像クリエイターのマオちゃんが訪れました。
高さ約16メートル、日本三大大仏の一つといわれる「高岡大仏」。
地元で800年にわたって愛されてきた木造の大仏は明治時代に焼失しましたが、
昭和7年、銅器作りの技の粋を結集して再建されました。
実はここ高岡は、銅製品の出荷額が全国第1位なんです!
「銅器をどうやって作っているのか見てみたい!」というマオちゃんのリクエストで、
急きょ、鋳物工場を見学することにしました。
この時は、ちょうど仏具の型を作る真っ最中でした。
金属がドロドロに溶ける温度は、約1200度。
そこで、2000度以上でないと溶けない砂を使って型を作るのです。
職人さんたちの技が光ります!
興味津々のマオちゃんは、お土産づくりのチャレンジをさせていただくことに!
作るのは、鋳物のキーホルダー。
職人さんに手ほどきを受けながら、踏みしめた砂型に金属を流し込み、待つこと10分。
仕上げてもらったら、こんなキーホルダーの出来上がり!
職人さんの匠の技と、オンリーワンのお土産。
高岡の伝統産業を体験できたのは、
マオちゃんにとって貴重なひとときだったみたいですね。
平成28年6月19放送:日曜Tube「おもてなし中部 in 富山 高岡市」より
マオちゃんがこの様子をSNSにアップすると、
反響が続々と寄せられました。すごい!
マオちゃんがSNSに投稿した様子
鋳物体験では、オリジナルの焼印・キーホルダー・表札を作ることができます。
現場の職人さんに教えてもらいながらの体験は、半日から丸一日のプランまで、あなたの都合にあわせて選べるそうです。
ちなみに、マオちゃんが体験したキーホルダーの体験料は4,000円(塗装含む)。送料別途。
【問い合わせ先】
「株式会社道具」
【住所】富山県高岡市長慶寺1000
【TEL】0766-23-8540