【巨人】高木2軍へ!最悪の4失点で最短タイ3回KO
◆巨人0―6阪神(7日・東京ドーム)
巨人が阪神に大敗した。先発の高木は初回1死から連続四球の後、福留に2点二塁打を打たれ、3回にはゴメスに14号2ランを浴びるなど3回4失点、わずか57球で降板し7敗目。再調整による2軍降格が濃厚となった。打線は初対戦の青柳に7回無失点に抑えられるなど、今季ワーストの1安打完封負けを喫した。
自ら試合の流れを手放した。高木がいきなり自滅した。初回1死から鳥谷、江越に連続四球。4番・福留に1ボールからカットボールを左中間へ運ばれ、適時二塁打で2点を献上した。「慎重になりボールが先行してしまった。四球がダメと分かっていて出すのは技術が足りない」。内海、田口の好投で連勝して迎えた第3戦。制球に苦しみ、同一カード3連勝を逃した。
阪神戦は今季2戦2勝だった。だが3回2死一塁ではゴメスに右中間への2ランを被弾。外角直球を完璧に捉えられた。今季最短タイの3回4失点で7敗目。「悪いところが全部出た感じです」。当初、予定されていた球宴後まで登板機会がないことによる登録抹消ではなく、再調整による2軍降格が濃厚になった。
この試合にかけていた。今回は中7日。登板4日前の練習でシーズン中としては異例の104球の投げ込みを行い、3日前もブルペンでキャッチボール。通常、登板間の投球練習は一度だが、2日前の5日もブルペンに入って“3連投”で準備した。
高木「ブルペンに入らないとうまくならないので。周りは全員プロ野球選手。自分くらいのレベルでは、少しでもうまくならないと生き残れないんです」
危機感を胸に臨んだが、5試合白星なし。由伸監督は「結果が出ない中で考えてやっているんだろうけど。使っているこっちの責任じゃないかな」と話した。
高木は3回先頭で打席に立ち、4回から降板した。村田ヘッドコーチは「延長戦を考えたら野手がコマ不足になる」と代打を送らなかった理由を説明した。最近3カード8試合で14得点、1試合平均1・75点、今季79試合中52試合が3得点以下と味方打線が苦しい中、序盤の4失点は重すぎた。
投打がかみ合わず、屈辱の1安打完封負け。首位・広島とは10ゲーム差に広がった。「いいところを出せるようにやっていきたい」と高木。前を向いてはい上がるしかない。(片岡 優帆)