2度の脳梗塞で後遺症と闘う歌手の西城秀樹(61)が5日、フジテレビ系の情報番組「ノンストップ」(月~金曜、前9時50分)で壮絶なリハビリの様子をテレビ初公開した。西城は、1回3時間、週3回行うリハビリトレーニングの原動力が「家族とのハワイ旅行」と「もう一度(傷だらけの)ローラを歌う」だと明かした。
03年に初めて脳梗塞を患い、11年に2度目の発症で右半身まひとなった西城。現在は顔に苦しそうな表情を浮かべながら、「何回も泣いたことがある。苦しくてね」という過酷なリハビリを週に3回行っている。
同番組では、火曜レギュラーで熱狂的な西城ファンを自認するお笑いコンビ・ハイヒールのリンゴ(54)が、リハビリに密着。リンゴは、苦痛に耐えながらトレーニングを行う西城の姿を見て、涙を浮かべた。
リンゴがなぜ苦しいリハビリを行うのか尋ねると、西城は「夏休みに子どもをハワイに連れて行ってやりたい」と、原動力は家族への思いだと告白。現在、中2、中1、小5の3児の父でもある西城。懸命な父親を見て子どもたちが「お菓子をくれる」と嬉しそうに語っていた。
2度目の脳梗塞以降、ライブでは動きの激しい代表曲「傷だらけのローラ」を歌えていてないという。「次はローラを歌えるようになりたい」と、リハビリを乗り越えた時には、大観衆の前で復活の歌声を響かせることを誓っていた。
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