稀勢の里、土俵入り回避で体力温存「場所が近いので追い込んでも…」
2016年7月7日8時6分 スポーツ報知
大相撲名古屋場所(10日初日・愛知県体育館)で綱取りに挑む東大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が6日、土俵に入ることを回避した。
愛知・長久手市の稽古場には顔を出したが四股、鉄砲なども行わず。理由は、前日までの二所ノ関一門の連合稽古だ。「3日間は体にこたえる。最後まで集中していきたかったけど体がついていかない」。前日は日馬富士(伊勢ケ浜)、琴奨菊(佐渡ケ嶽)らを相手に2勝8敗。疲労を自覚したからこそ休養日を設けた。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)も「場所も近いのであんまり(追い込んで)やってもね」と“脱力調整”に理解を示した。