【BOX】ロンドン銅・清水、プロ転向正式表明!9月にフェザー級でデビュー戦
2016年7月6日6時0分 スポーツ報知
ボクシングの12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(30)が5日、横浜市内の大橋ジムで会見し、プロ転向を正式表明した。同ジムに所属し、今月29日のプロテストを経て9月の6回戦デビューし、当面はフェザー級で活動する予定だ。
清水は「リオ五輪を断念して(20年)東京五輪を目指そうと思ったが、年齢的にもモチベーションがなくなった。それなら新たなステージで挑戦したいと思った」と転向の理由を説明。大橋ジムを選んだことについて「世界王者を多く輩出していて、現役世界王者も2人いる。アマチュアの頃から付き合いがあった(WBO世界スーパーフライ級王者の)井上尚弥がいることも大きい」と話した。
陣営の大橋秀行会長(51)は「長身(179センチ)で左ストレートが強い。2年後には世界王者にしたい」と期待。デビュー戦の内容が良ければ12月にも世界ランカーとプロ2戦目を行う計画も明かした。(三須 慶太)
◆清水 聡(しみず・さとし)1986年3月13日、岡山・総社市生まれ。30歳。関西高から駒大、自衛隊体育学校を経て、2014年4月からミキハウス。12年ロンドン五輪バンタム級では、68年メキシコ五輪の森岡栄治さん(故人)以来、44年ぶりにボクシング競技でメダル獲得。身長179センチの左ボクサーファイター。