【BOX】長谷川が3階級再挑戦「ラストチャレンジ」のルイス戦発表

2016年7月6日14時0分  スポーツ報知
  • 長谷川穂積

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 山中慎介―アンセルモ・モレノ ▽WBC世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ウーゴ・ルイス―長谷川穂積(9月16日、エディオンアリーナ大阪)

 元WBC世界バンタム、フェザー級王者でWBC世界スーパーバンタム級4位の長谷川穂積(35)=真正=が、9月16日にエディオンアリーナ大阪でWBC世界スーパーバンタム級王者のウーゴ・ルイス(29)=メキシコ=に挑戦することが6日、発表された。都内のホテルで会見を行った長谷川は世界3階級制覇再挑戦となる一戦へ「多くを言う必要はない。ラストチャレンジになる。悔いなく練習していきたい」と決意を明かした。

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(33)=帝拳=が元WBA世界バンタム級スーパー王者で同級1位のアンセルモ・モレノ(31)=パナマ=と行う11度目の防衛戦とのダブル世界戦となる。

 長谷川は2014年4月に当時のIBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス(スペイン)に挑み、7回TKO負けを喫した。2年ぶりの世界戦に「前回から2年ぐらい立って、毎日練習はしてきた。自分の中では今年、この月までは(チャンスを)待つと決めてやってきた。結果としてチャンピオンとして返せるようにしたい」と語った。

 戦績が36勝(32KO)3敗のルイスは、82%のKO率を誇る右のハードパンチャーで、WBA世界バンタム級暫定王座も保持したことがある世界2階級制覇王者。2012年12月に大阪で、当時のWBA世界同級正規王者・亀田興毅と対戦し、1-2の判定で敗れた。今年2月にWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。長谷川は王者の印象を「背が大きくてパンチがあって、メキシコの独特のリズムがある」と評した。

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