宝塚星組次期トップ・紅ゆずる、大劇場お披露目は思い出の「スカピン」で

　宝塚歌劇団は８日、来年３月１０日に開幕する星組次期トップコンビ、紅ゆずると綺咲愛里の兵庫・宝塚大劇場お披露目公演の演目がミュージカル「ＴＨＥ　ＳＣＡＲＬＥＴ　ＰＩＭＰＥＲＮＥＬ（スカーレット・ピンパーネル）」（脚色＆演出・小池修一郎）に決まったと発表した。タカラヅカでは２０１０年月組公演（トップ・霧矢大夢）以来７年ぶりの上演となる。

　「スカーレット―」は１９９７年に米ブロードウェーで初演。日本初上陸が２００８年星組公演（トップ・安蘭けい）で、今回が３度目。フランス革命後に処刑される無実の貴族たちを救おうと動き出した集団「スカーレット・ピンパーネル（紅はこべ）」を率いるパーシー・ブレイクニーと、その妻マルグリット、革命政府のショーヴランの３人の愛憎を描く。

　紅にとっては、新人公演ラストイヤーの入団７年目の２００８年に初主演を務めた思い出の作品。トップとして成長を示す。

　宝塚大劇場で３月１０日～４月１７日、東京宝塚劇場で５月５日～６月１１日上演。

　また、星組スター・七海ひろきが主演する宝塚バウホール公演「燃ゆる風―軍師・竹中半兵衛―」（作＆演出・鈴木圭、２０１７年１月１２～２３日）の開催も発表された。