「都知事でも靴下ははかない」…石田純一に聞く

2016年7月9日6時0分  スポーツ報知
  • 会見場に入り、一礼する石田純一

 東京都知事選の出馬を検討しているタレント・石田純一(62)の妻でプロゴルファーの東尾理子(40)が8日、ブログとテレビの生放送で出馬に反対の姿勢をみせた。一方自民党都連が擁立を目指す、前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)は10日に出馬を表明することが判明。立候補を表明している自民党の小池百合子元防衛相(63)は都内の外国特派員協会で会見した。自民党は11日に党として推薦候補を決定する。

 ◆石田純一に聞く

 ―自身の出馬をもって、野党4党の統一を求めているのか。

 「そういうわけではなく、早く統一候補を決めてもらいたいという気持ち。その中で、(自身が)選択肢に入るようであればという考え方です。大事なのは野党が共闘すること」

 ―参院選が佳境の時期の会見で注目を集め、野党共闘で盛り上がっている空気に水を差すのでは?

 「それはもっともなことと反省したい。ただ、逆に注目していただき、政治のことを語って『選挙に行こうよ』ということになれば」

 ―政治と金の問題について、どう見るか。

 「皆さんと同じ気持ち。リーダーとしての資質、態度に問題があるのかなと思います。これからも追及をしないといけないですね」

 ―東京五輪・パラリンピックについての考えは。

 「前向きに、明るく捉えていますが、あくまでも都民の生活を圧迫をしないようにして開催していかないといけないでしょう」

 ―政治家になりたいという気持ちは、以前からあったのか。

 「当選して初めて政治家ですし、立候補もしていないので…。ただ、政治には昔から興味はありました。『政治は文化を守るもの』という中曽根(康弘)大勲位の言葉があって、僕は今まで文化、芸能をやってきた。文化とは(『不倫は文化』発言とは関係なく)変な意味じゃないですが…。政治家を意識したことは、これまでなかったです」

 ―CMなど芸能の仕事が問題になるのでは。

 「いろいろ話をさせていただいて、ご理解をいただいているところが多い。ただ、契約上の問題で明かせないが、何らかのペナルティーも出てくると思います」

 ―出演番組の調整は。

 「話し合いの最中のものが1つ、2つ残っているが、応援をいただいております。ただ、再放送とかで難しいものもあって、ハッキリ言って叱られている部分もあります。そこは怖いです」

 ―理子(夫人)さんは結婚当時「政治はやめて」と言っていた。

 「『叩けばホコリが出てきそうな人が、何を考えているのか』ということだと思います。ただ、チャンスかもしれない。前も(『不倫―』発言で)叩かれたけど、今回も叩かれることも考えています」

 ―離婚の不安は?

 「それはないと思います」(苦笑)

 ―都知事になっても靴下ははかない?

 「今のところ、はく予定はないです」

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