石田純一、質問に四苦八苦…準備不足な印象与える
2016年7月8日16時24分 スポーツ報知
タレントの石田純一(62)が8日、都内で東京都知事選(14日告示、31日投開票)への方針を明らかにした。野党統一候補として推薦されれば出馬、他の候補が擁立されれば応援に回ると語ったが、自身が強く主張する子育て支援問題以外では準備不足な印象を与えた。
「東京は出生率が一番低い。結婚しにくい、子どもを産みにくい、育てにくい。これでは希望を持てない。特に東京は世界に誇れる都市なのに」と熱く語った。だが原発問題や五輪については言葉を探しながらしどろもどろな回答。「原発を不安に思う人も多いと思う。再稼働をなし崩し的にやっていくのは、偏った政策じゃないか」「オリンピックに関しては前向きに明るくとらえたいが、あくまで都民の生活を圧迫しないという条件がある」などと一般論以上の踏み込んだものは出てこなかった。
ラフなスーツにネクタイを緩めに締め、素足にローファー、という従来の“石田純一スタイル”で臨んだ会見。衆院議員の小池百合子元防衛相(63)は「崖から飛び降りる気持ち」と心境を語ったが、石田は「まだその段階までいってないので、考えてきます」と立候補が正式に決まった場合に“キメの一言”を披露すると約束していた。