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【大相撲】

稀勢の里は疲労回復に専念

2016年7月7日 紙面から

稽古見学に来た子どもたちからプレゼントを受け取る稀勢の里=愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で

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 名古屋場所(中日新聞社共催)で綱とりに挑む大関稀勢の里(30)=田子ノ浦=が6日、“完全休養”を取った。愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で稽古場に姿を見せたものの、番付発表後初めて相撲を取らなかった。ほとんど体を動かすことなく若い衆への技術指導などに時間を割いた。

 前日までの計3日間、稀勢の里は二所ノ関一門の連合稽古で横綱日馬富士、大関琴奨菊らと計38番の申し合いを消化した。疲労もたまっていたためか、この日は普段より30分ほど遅く稽古場に下りた。「いつも連合(稽古)はどうしてもこたえますから。最後まで集中したかったけど体がついていかなかった」と疲労回復を優先した格好だ。

 1年で最も暑い名古屋場所だけに休養も大切な“稽古”。稀勢の里は「しっかり食って寝てやるしかない。明日以降はまた体と相談して」と対策も心得ている。体をリフレッシュさせて綱とりの夏へ、最後の追い込みに入る。 (永井響太)

 

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