蹴球探訪
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【大リーグ】ヤンキースの田中が今季6勝目 Wソックス戦で7イニング2/3を無失点2016年7月7日 紙面から
◇ヤンキース9−0ホワイトソックス【シカゴ穐村賢】大リーグは5日、当地などで行われ、ヤンキースの田中将大投手(27)は敵地でのホワイトソックス戦で7イニング2/3を6安打無失点で今季6勝目(2敗)を挙げた。打線爆発のヤ軍は9−0で大勝。ドジャースの前田健太投手(28)は地元ロサンゼルスでのオリオールズ戦で、4イニング0/3を7安打4失点で今季6敗目(7勝)を喫した。1−1の5回に決勝の3点弾を浴びた。チームの連勝も5で止まった。 緩急自在の投球で、前回対戦(5月15日)で4失点だったWソックス打線にリベンジを果たした。無失点投球を続けた8回2死走者なしの場面。103球目を2番イートンに中前打されたところで交代を告げられたが、敵地にもかかわらず、観客席からは温かい拍手が降り注いだ。 少ない球数で長いイニングを投げ、救援陣の負担を軽くした田中も「自分の役割っていうのはそういうところもある。ゲームを通していい集中力を保てた」と誇らしげ。直球系と最大14キロの球速差がある切れ味鋭いスプリットを自在に操ってホ軍打線を翻弄(ほんろう)し、「変化球は全体的に良かった。だからあれだけ凡打や空振りを奪えた」とうなずいた。 2点の先制点をもらった直後、2回1死二、三塁のピンチでは、前回3安打を許した8番ガルシアから「あそこは三振が欲しい場面」と3球連続のスプリット攻めで狙い通りの空振り三振。9番シャックも左飛に打ち取り、試合の主導権を握った。 中5日での好投が“登板間隔論争”を再燃させた。今季は中5日では防御率1・05。中4日では5・28。米メディアのジラルディ監督への質問は田中の登板間隔に関するものばかりとなり、いら立ちからか、指揮官が「多くの休みを与えた方がいい結果が出ているのは分かっているが、田中にばかり休みを与えるわけにもいかないだろ」と快勝にもかかわらず声を荒らげる場面もあった。 次回登板予定は中4日で10日のインディアンス戦が濃厚。登板間隔論争を決着させられるかどうか。前半戦最終登板でエースの真価が問われる。 PR情報
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