【ソウル聯合ニュース】韓国政府は8日に対外経済閣僚会議を開き、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う経済への影響と対外政策の方向を検討した。
通商政策と関連しては、韓国とEUが結んでいる自由貿易協定(FTA)から英国が外れることの影響を分析し、韓国の利益が侵害されないようEUと協議する方針を固めた。英国とEU間の交渉を見守った上で、国益を最大化するため韓英FTAの締結推進も検討する。
また、金融市場の不安定化に備えて外貨準備高を安定的に維持し、市場の状況に応じて外貨建て外国為替平衡基金債券(外平債:外貨資金の需給調節を目的とした債券)の発行も準備する。