「不登校解決」ブログ
不登校の子供をお持ちのご家族の方へ、不登校の子供への正しい接し方を詳しくお話していきます。
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【不登校】シングルマザー(片親)で息子が不登校になった。離婚が原因なの?
下記をクリックして私の
高血圧を7だけ下げて下さい
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
中学2年生の息子です。
母一人で下に弟と妹がいます。
一年生の終わり頃より学校を休むようになりました。
それまでも暴言、暴力がありました。離婚した
小学校3年生の頃からです。
私が恥ずかしいと言います。
将来や未来に希望が持てないそうです。
私に死ねと何度も言います。私がいなくなれば自由になれると
言っています。注意しても八つ当たりだと、暴れます。
ようやく安定した仕事と生活が出来るようになった所なのに、
毎日辛いです。
本人も辛いのかも知れませんが、こんな状態の子供をありのまま
受け入れることも、学校に行かないことを受け入れることもできず
本当に毎日が辛いです。どうすればよいのでしょうか。
******************終わり********************************
……
回答:
中学生の不登校についてです。
この相談を読むと、普通の人は、片親だから
不登校になったんだ、って思ってしまいます。
普通はそう思ってしまうんです。
でも、違います。
不登校と片親は全く関係ないです。
ちなみに、私は、一人親の教育についてもプロ
なんです。知らなかったでしょ。結構、詳しいん
ですよ。育て方があるんです。
今、だいたい3組に1組が離婚していますよね。
学校って、いろんな生徒が集まって来ますから
片親、シングルの家庭の子も入学してきます。
もちろん、私立なので割合は公立より少ないです。
でも、私の学校の場合、寮生活だから、24時間
子どもたちと一緒に生活します。
だから、よーくわかるんですよね、子どもの性質や
反応が。シングルで育った子どもに特徴的な部分
ってやっぱりあります。それは一緒に夜まで生活
しないとわからないんです。
普通の学校の先生のように授業とホームルーム
だけでは見えてこないんです。
今回の相談の場合、親子関係の問題と不登校の
問題の2つがあります。
これは全く別です。原因が違うからです。
けど、子どもは親のせいだと思っているんです。
親が離婚して、自分勝手に行動して、自分自身は
他の子と違う環境に居るから、不幸だと勝手に
思い込んでいるんです。
馬鹿な話です。
でも、子どもはそう思っているのだから、それに
対応しなければ、このままずっと子どもは親を
恨み続けます。
この親子関係の問題をまずは解決しなければ、
不登校を改善することはできません。
では、なぜ子どもと喧嘩ばかりするのでしょうか?
今から、かなり厳しい話をします。でも、私が
何十年もの教育経験で、シングルの家庭で
育った子たちを育ててきた実績から話します。
典型的な話をするので、あなたがすべて当てはまる
わけではないですよ。それは理解してください。
離婚して親一人で育てるとき、親は自分に罪悪感を
持ってしまいます。自分のせいで子どもに十分な
教育環境を提供できないことを恥じるのです。
そして、お母さんの場合、自分が父親代わりも
しようとして、離婚前よりも強く子どもに接する。
これは仕方がないです。
でも、子どもにとっては迷惑な話です。
子どもにとっては、父親は父親でいるんです。
どうして、母親が父親の代わりをするのでしょう。
意味が分からないんです。
自分が親二人分を演じることのプレッシャーが
子どもにとっては嫌なんです。コントロールされ
ているようで、辛いんです。自分を認めてくれない、
自分の苦しみを理解してくれない。
わかりますか?
子どもは指導されればされるほど、自分の存在
価値がないと感じてしまいます。指導されるような
駄目な人間だと思うんです。
あなたとしては、子どもに立派に育ってほしいから
強く、正しいことを言っているつもりなんです。
でも、それは逆効果です。
それをこの子はすごく嫌がっています。
そして、そこに不登校の問題が重なったから
さらに強く、親に対する反発心がでてきたんです。
あなたが愛情だと思ってやっていることは、子ども
にとっては過干渉でしかないんです。
厳しい話ですが、子どもの反応が鏡です。
これが私が多くのシングル親の子どもたちと親の
関係を見てきて知っている典型的な例です。
では、どうすればいいのでしょうか?
まず、子育ての基本を知らないといけません。
親が子どもを産んだ時に約束したことがあります。
それは、自分で働いて稼げるようになるまでは、
衣食住を養う義務があるとことです。
そうですよね。
別に、親が離婚しようがいいんです。どうせ、
それは親たちの話で、子どもがどうしようも
ないからです。
この衣食住を満たす義務と離婚は関係ないです。
そもそも、昔はみんな片親ですよ。戦争終わった
時なんか、母親一人で5人や6人も子どもを
育てていたんですよ。
片親ぐらいで、何か罪悪感なんか持つ必要は
まったくありません。そんな約束を子どもとしては
いないんですよ。
もちろん、両親が居たほうがいいのかもしれません。
でも、片親だからって、何がいけないのかって
話なんです。それぐらいの気持ちで離婚したんじゃ
ないんですか?
子育ての基本を知らないと、離婚程度に負けて
しまうんです。
だから、子どもに対して罪悪感を持っては駄目
なんです。現実問題、離婚したんだから、さっさと
前へ進むんです。
次に「子どもを変えようとしない!」っていうことを
覚えてください。
最高に難しいですが、最高に効果のある子育て
なんです。劇的に親子関係が改善します。
お母さんは息子さんを変えようとしています。
でも、息子さんは息子さんなりにがんばって
生きているんです。
それを尊重、認めずに、上からお母さんの方法を
押さえつけたら、息子さんはイライラします。
変えたいなら、変える手順を踏まないといけない
んですよね。褒めて、認めて、ありのままを
受け入れてあげてから、変えようとするべきです。
ここで使うのが『共感の会話テンプレート』です。
子どもの存在を受け入れて、認めてあげながら
変わるアドバイスをしてあげるんです。
このテンプレートはメルマガを読んでください。
それでは、最後にお母さんにアドバイスです。
「自分にやさしくしてあげる。」
人にやさしくしようと思ったら、自分自身にやさしく
してあげないといけないんです。お母さん、今まで
一人で必死にがんばって、努力してきたんです。
自分ががんばらないと!子どもを育てられない。
すごいと思います。
その強い気持ち、厳しく自分を律してきたんです。
でも、それが今、子育てを狂わせています。
少しだけ、自分にやさしくしてあげてください。
自分で自分をほめてあげてください。
「私って、今まで一人でよくがんばってきたな~。
えらいよな。すごいよ。すごい。」
って自分に向って言ってあげてください。
そうすると、息子さんに、
「お母さん、お前を信じているからね。だから、
お前のやりたいようにやるんだよ。それを、
お母さんは応援するからね。」
って、言えるようになるんです。
で、そこから次ぐに「自己責任の原則」を子どもに
教えていくことになります。
1日や2日で改善するものではないですが、
今日の話がスタートです。
大きく親子関係が改善していきますよ。
楽しみにしていてください。
それでは、今すぐ自分をほめて、共感の会話
テンプレートを使って息子さんと会話してください。
では、また。
青田
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2015-05-26
不登校
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うちは、シングルではありませんが、夫がうつ病になり、私が父親も母親もやらなきゃって勝手に思い、頑張っちゃいました。
やはり、子供に、窮屈な思いをさせてしまったように思います。
中2で不登校に、なりましたが青田先生のアドバイスを参考に、息子の良いところを書き出していくうちに、、こんなにできることや良いところがたくさんあることに気付き、心から息子を、信用できるようになりました。
それからは、自然と褒めること、共感すること、認めることができるようになりました。
そうすると息子の、態度もかわり語り合うことができるようになり、その後色々と、息子の感性に、響くものを探しました。
夢中になれるものが見つかり、学校に通うようになりました。
現在、高校一年生になりました。1日も休まず通えるようになっています。
自分が変われば、子供も変わるんだと実感しています。
青田先生のブログは、本当に参考になりましたよ。
感謝しています。
2015-05-26 16:46
みやざき
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青田 進
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やはり、子供に、窮屈な思いをさせてしまったように思います。
中2で不登校に、なりましたが青田先生のアドバイスを参考に、息子の良いところを書き出していくうちに、、こんなにできることや良いところがたくさんあることに気付き、心から息子を、信用できるようになりました。
それからは、自然と褒めること、共感すること、認めることができるようになりました。
そうすると息子の、態度もかわり語り合うことができるようになり、その後色々と、息子の感性に、響くものを探しました。
夢中になれるものが見つかり、学校に通うようになりました。
現在、高校一年生になりました。1日も休まず通えるようになっています。
自分が変われば、子供も変わるんだと実感しています。
青田先生のブログは、本当に参考になりましたよ。
感謝しています。