“リコール差別”問題でイケアが折れた?「家具固定サービスを無料提供します」―中国

配信日時:2016年7月8日(金) 12時50分
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8日、北京青年報によると、収納チェストのリコール対象から中国を外したとして消費者の非難を浴びたイケアは7日、中国の会員向けに出した通知の中で「該当家具の固定サービスを無料で提供する」と表明した。写真は中国・広州のイケア。
2016年7月8日、北京青年報によると、収納チェストのリコール対象から中国を外したとして消費者の非難を浴びたスウェーデンの家具大手・イケア(IKEA)は7日、中国の会員向けに出した通知の中で「該当家具の固定サービスを無料で提供する」と表明した。

イケアは先ごろ、家具の転倒で子どもが死亡するという事故が6件起きたことを受け、米国とカナダでリコール実施を決めた。だが、中国を対象外としたことで、中国の消費者の不満が爆発。ネット上には差別を指摘するコメントやボイコットを呼び掛ける声が寄せられ、同社は6日、「リコール対象から外したことは差別ではない」とのコメントを出していた。

同社は今回の通知で家具の固定を呼び掛け、「不明な点などある場合は無料で固定サービスを提供する。作業が困難な場合は返品に応じる」と説明した。(翻訳・編集/野谷)
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