浜名湖で発見の切断遺体 死後数日経過か

8日、静岡県浜松市の浜名湖で切断された男性の胴体や頭部などが見つかった事件で、遺体は死後数日たっているとみられることが警察への取材で分かり、警察は身元の特定を急ぐとともに、この数日間を中心に周辺で不審な人物が目撃されていないか捜査しています。
8日、浜松市北区の浜名湖で、男性の両腕のある胴体や頭部、それに両足が相次いで見つかり、警察は刃物で切断されたような痕があることなどから死体遺棄事件として捜査しています。
警察の調べによりますと、遺体は衣服や靴などは身に着けておらず、切断された部分以外に目立った外傷はないということです。また、遺体は腐敗が進んでいて、死後数日たっているとみられることが警察への取材で分かりました。一方、年齢ははっきりしないということです。
現場は浜名湖の中で「奥浜名湖」と呼ばれる最も北側にある場所で、遺体はおよそ3キロの範囲の湖面や岸の4か所から見つかりました。警察は身元の特定を急ぐとともに、この数日間を中心に周辺で不審な人物が目撃されていないか捜査しています。