ことし上半期の倒産 11年ぶり低水準

ことし上半期の倒産 11年ぶり低水準
ことし1月から先月までの半年間に倒産した企業の数は、去年の同じ時期より6%減少して4100件余りと、上半期としては11年ぶりの低い水準になったとする民間の調査結果がまとまりました。
民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、ことし1月から先月までの半年間に1000万円以上の負債を抱えて法的整理となった企業の数は全国で4114件と去年の同じ時期より6%減少しました。
企業倒産の数は上半期としては7年連続の減少となり、件数は平成17年以来11年ぶりの低い水準となりました。また、負債総額も7677億円余りと去年の同じ時期より21%減少しました。
業種別にみますと「食料品・飼料・飲料製造業」が食品関連の消費が堅調だったことから33%減少したほか、「運輸・通信業」も原油価格の低迷で燃料費の負担が軽くなったことなどから25%減少しました。一方で「建設業」は公共事業の減少や人手不足の影響を受けて1%増加しました。
信用調査会社は「イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたことをきっかけに円高が進んでおり、今後、製造業などの倒産が増えることが懸念される」と話しています。