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賛否両論の子供用ハーネス(迷子ひも)。子育て世代はどう見る?

賛否両論を巻き起こしている、子供用ハーネス。リードや迷子ひもなどと呼ばれることもあるこのアイテムは、1~3歳程度の子供にひもを装着し、親がその端を持つというものです。

歩き始めたばかりの子供が親の目を離れてしまうのを防ぐことができ、先進国の中では普及しつつある国も存在します。

ところが、日本では「ペットみたい」「子供が可愛そう」という理由で否定派も多いため、一般的になっていないのが現状。

情報番組「とくダネ」で特集されたこともあり、ネット上でも度々話題になっている、この「子供用ハーネス」。現在子育てをしている、リアルな子育て世代はどう見ているのでしょうか。

まずは子供用ハーネス否定派から

「使わない派」からは「ペットみたいに見えちゃう」「こっち(親)の都合じゃないですか、引っ張ったりするのって」「可哀相だなと思う。(子どもの)自由が利かないから」という声が上がっていた。

引用:news.livedoor.com

小倉智昭アナウンサーは、開口一番「僕なんかは、奴隷制度を思い出した」「僕らの時代、子どもいっぱいいましたけど、繋がれてる人は誰もいなかったよ?」とコメントし、迷子ひもの存在を真っ向から否定。

引用:news.livedoor.com

”グイ”と引っ張るだけじゃ危ないことがわからないのではないか

引用:maternity-march.jp

やはり「犬みたい」というような印象面を気にして感情論を展開している方が目立ちます。『とくダネ』キャスターの小倉さんは自身の子供時代と対比させていますが、何の根拠にもならない上、着地点は「奴隷みたい」という過激なもの。この発言は当時ネットでも物議を醸しました。

「動きにくそう」「危険が伝わらないのでは」という主張はまだ理解できますが、それでも”そう”、”ではないか”という予測の域を脱しません。 結局のところ、否定する理由を実体験をもとに、論理的に展開している主張を見つけることができませんでした。

対して、子供用ハーネス賛成派は?

数が多くなってしまいましたが、現在子育て中の方はハーネスに賛成的な方が多いようです。今まさにお子さんの予測不能な行動に対して危機感を感じている方は、多少印象が悪かったとしてもお子さんの安全を優先したい、と考えているようです。

賛成派の意見の中にはこんな意見もありました。

親は凄く否定したけど安全性を考えて付けました。

引用:girlschannel.net

絶対子どもがいない独身女が反対してる。それかばばぁ。 マジやめてほしい。

引用:girlschannel.net

私も独身時代は反対派でした。まさにここに書き込んでるような人と同じ意見でした。 でも自分も親になり、子育ては理想通りに行かない事を痛感し、必要だと感じるようになりました。

引用:girlschannel.net

独身時代は反対だったものの、実際に子育てをするようになってからその必要性に気づいた、というパターンもあるようです。

否定派のほとんどは独身者、高齢の方なのでは、という意見も見られます。確かに、リアルに比べてネット上で否定派の意見がそれほど見られないのは、否定派にネット世代の方が多いから、という要因があるかもしれません。

子供の死因上位の「不慮の交通事故」を防ぐのに効果的!

賛成派の意見でも多く上がっている通り、子育てをしている親が心配になってしまうのは交通事故。実際、1~4歳の子どもの死因では2位となっています。

ハーネスは、安いものでは300円ほどのものも販売されています。そんな少額な投資で、事故のリスクを回避することができるのであれば「ぜひ活用したい」と思うのは普通ですよね。

合理的に考えれば子供用ハーネスは有用!でも利用は個人の判断で!

合理的に判断すれば、子供用ハーネスはぜひとも取り入れた方がよいアイテムと言えるでしょう(もちろん、つけなくても問題ないようなおとなしいお子さんもいるかもしれませんが)。

しかし、親や周囲の目線が気なったり、ご自身がどうしても抵抗があったり、といった場合もあるかもしれません。

どこを重視するのか、というのは人それぞれです。お子さんの安全を最優先にするのか、別のものを気にかけるのか。あなたが前者であれば、周囲の目線を気にせず子供用ハーネスの導入をお勧めします。

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