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2016-07-13

日本は本物の天国だった『求職者支援訓練 Unityスマホゲーム開発-午後科』。半年間の職業訓練がほぼ無料。実質130万円分。

07:58 | 日本は本物の天国だった『求職者支援訓練 Unityスマホゲーム開発-午後科』。半年間の職業訓練がほぼ無料。実質130万円分。を含むブックマーク 日本は本物の天国だった『求職者支援訓練 Unityスマホゲーム開発-午後科』。半年間の職業訓練がほぼ無料。実質130万円分。のブックマークコメント

Unityすごいですね。大学や工業高校の授業では既に定番と化している。それだけでなく小中学生を対象とするゲーム開発教室も盛んに実施されている。多くは地方自治体地方公共団体の主導のもとにです。

もちろん本格的に開発しようとすると足りない。数時間の授業の中ではものを配置し動かすだけで精一杯なのでしょうが・・

で。

普及の度合いを測るために当該ワードで検索してたらすごいものみつけました。

職業訓練校として登録されている専門学校での授業です。ハローワーク等から紹介してもらえるものみたいですね。物凄い密度で授業する。総訓練時間は600時間! 半年間の職業訓練でみっちり鍛え上げようというのだ。

このコース。国家が授業料を支援するものみたいなのですが。なんと教科書代だけで受講できる(14,700円。他に交通費500円)。最後に任意で資格試験まで受験させてくれるのです。

こんなシステム他国にはないのですよ!? 米国などではこの段階でも多くをふるい落とし、なおかつまたとんでもない額を吹っかけてくるのですよ!?

信じられない。日本は本物の天国であった。

ニュージーランド移民を推奨しており、多くの外国人を国内に取り入れていますが、彼らはそのままでは職を持てない。英語だけ出来ても何の職もないのです(スーパーのレジ打ち程度はある。週に8時間程度。日本のようにパートタイマーフルタイムに近い条件で労働することはない)。

では移民はどうするのか? 最初に130万円かけて専門学校に通うのです。資格社会なのでバーのカウンターで働くにも免許が要る(カクテル免許等)。旅館の労働にも免許が要る(ホテルマン資格等)。それぞれ現地の免許なので、移民はまず多くの額を支払うところから始めるのだ。もちろんこれは移民だけに該当する事例ではなく、ニュージーランド国民全部にそのような条件が課されている(なので「英語の勉強」だけで現地に定着したひとには厳しい生活が待っている)。





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※それにしても日本人のこの面倒見の良さには驚きだ。素晴らしい。何なのこれ!? 米国ではこの状態では刑務所直行(School-to-Prison Pipeline)ですよ!?



※それにしても時代は変わった。かつては職業訓練といえばビルメンテナンス、ボイラー技士、事務、調理師介護だったのです。

それらのサイズが数分の1に縮小され、代わりに増えてきているのが「ゲーム開発」「スマートフォンアプリ開発」。

後者はかつては「遊び」として大いに批判されてきたものたちなのです。