外国人記者「信頼度ランキング」でダントツ首位
6月18日付の東京新聞朝刊。1面に4段見出しで「官邸前『脱原発』集会 200回に」という記事が載った。記事は次のように伝えている。
〈 脱原発を訴え首相官邸前や国会周辺で毎週金曜夕方に開かれている抗議集会が17日、200回目を迎えた。参加者はドラムを鳴らしながら『地震の国に原発要らない』『川内止めろ』『伊方原発再稼働反対』と官邸に向かって声を合わせた。 〉
官邸が発信する情報だけでなく、相対するデモや集会など市民側の動きも1面できちんと報じる姿勢はいかにも東京新聞らしい。1面題字の下に、「権力とともに」とは180度違う「読者とともに」というスローガンを掲げているのはダテではない。
だからこそ、雑誌プレジデント(7月18日号)が外国人記者の評価に基づいて「日本のマスコミ」 信頼度ランキングを実施したところ、東京新聞が断トツの首位に躍り出たのだろう。
具体的には、東京新聞は10点満点中の8.2点(米ニューヨーク・タイムズ紙の東京支局長を務めたマーティン・ファクラー氏ら3記者による平均値)。産経と朝日は5.0点で並んで2位、続いて毎日(4.3点)、日本経済(2.8点)、読売(2.3点)、NHK(0.7点)となった。評価した記者が3人と少ないのが気になるが、最下位NHKの0.7点はショッキングな数字だ。
ファクラー氏ら3記者は東京新聞のウォッチドッグジャーナリズム(権力監視型報道)を評価しているようだ。プレジデント誌上では「日本でベストの調査報道を展開している」「メディアの役割は権力側の話をオウム返しに繰り返すのではなく、それを監視し批判することであるのを理解している」「ニューヨーク・タイムズを読んでいるようなリベラルな価値観を持っている」などとコメントしている。
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