ハンガリー 10月にEUの難民政策の是非問う国民投票へ
EU=ヨーロッパ連合の難民政策に反発するハンガリーは、加盟各国が難民の受け入れを分担することの是非を問う国民投票をことし10月に行うと発表し、投票の結果を受けた民意を盾にEUへの圧力を強めることも予想されます。
					ハンガリー政府は5日、EU=ヨーロッパ連合が加盟各国に難民の受け入れの分担を求めることの是非について、国民投票をことし10月2日に行うと発表しました。
国民投票では、EUがハンガリー議会の承認なしに難民の受け入れを強制的に割り当てることを望むか、国民に問うということです。
EUは、中東などから流入が続く難民の受け入れの分担を加盟各国に求めていますが、ハンガリーは、国民の理解がないまま受け入れはできないと強く反発してきました。
多くの難民や移民の移動ルートとなったハンガリーでは、混乱が広がるなか、政府が国境にフェンスを設置するなど、厳しい姿勢で取り組んできたことが国民からは評価されており、国民投票で受け入れ反対が多数を占めれば民意を盾にEUへの圧力を強めることも予想されます。
また、イギリスの国民投票に続くこうした動きは、各国のEU懐疑派に影響を与える可能性も指摘されています。
				国民投票では、EUがハンガリー議会の承認なしに難民の受け入れを強制的に割り当てることを望むか、国民に問うということです。
EUは、中東などから流入が続く難民の受け入れの分担を加盟各国に求めていますが、ハンガリーは、国民の理解がないまま受け入れはできないと強く反発してきました。
多くの難民や移民の移動ルートとなったハンガリーでは、混乱が広がるなか、政府が国境にフェンスを設置するなど、厳しい姿勢で取り組んできたことが国民からは評価されており、国民投票で受け入れ反対が多数を占めれば民意を盾にEUへの圧力を強めることも予想されます。
また、イギリスの国民投票に続くこうした動きは、各国のEU懐疑派に影響を与える可能性も指摘されています。