厳戒態勢下でアメリカの独立記念日祝う
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バングラデシュやイラクなど世界各地でテロが相次ぐなか、アメリカでは、7月4日の独立記念日を祝う催しが、厳戒態勢の中で行われています。
アメリカでは、今から240年前の1776年7月4日に、イギリスからの独立を宣言したことを記念して、毎年この日、全米各地で花火大会やパレードなどが行われます。
このところ、バングラデシュやイラク、トルコ、サウジアラビアなど、各地でテロが相次いでいて、過激派組織IS=イスラミックステートが、イスラム教の断食月=ラマダンに合わせてテロを呼びかけていることから、厳戒態勢の中で催しが行われました。
このうち、全米最大規模の花火大会が開かれるニューヨークでは、重装備で身を包んだテロ対策部隊を含む大勢の警察官が、市内各地で警戒に当たりました。市によりますと、具体的なテロの情報はないということですが、今月、警察官になったばかりの新人1200人余りも現場に投入したということです。花火大会は、マンハッタンの東を流れる川に浮かぶ船の上から、5万発を超える花火が次々と打ちあげられましたが、この川沿いの会場につながる道路には検問所が設けられ、警察官が見物客の手荷物を一つ一つ厳しく調べていました。
コロラド州から来たという女性は「治安は気になるけど、注意していれば問題はないと思う」と話し、地元に住む男性は「警備がしっかりしているので心配はない」と話していました。
このところ、バングラデシュやイラク、トルコ、サウジアラビアなど、各地でテロが相次いでいて、過激派組織IS=イスラミックステートが、イスラム教の断食月=ラマダンに合わせてテロを呼びかけていることから、厳戒態勢の中で催しが行われました。
このうち、全米最大規模の花火大会が開かれるニューヨークでは、重装備で身を包んだテロ対策部隊を含む大勢の警察官が、市内各地で警戒に当たりました。市によりますと、具体的なテロの情報はないということですが、今月、警察官になったばかりの新人1200人余りも現場に投入したということです。花火大会は、マンハッタンの東を流れる川に浮かぶ船の上から、5万発を超える花火が次々と打ちあげられましたが、この川沿いの会場につながる道路には検問所が設けられ、警察官が見物客の手荷物を一つ一つ厳しく調べていました。
コロラド州から来たという女性は「治安は気になるけど、注意していれば問題はないと思う」と話し、地元に住む男性は「警備がしっかりしているので心配はない」と話していました。
サンフランシスコの空港も厳戒態勢
アメリカの西海岸にあるサンフランシスコ国際空港でも、独立記念日を狙ったテロに備えて、警戒体制が敷かれています。
空港では、犬を連れるなどした警察官が、不審な人物や物がないか確認を続けていました。フロリダ州から来た女性は「同僚の数人がフロリダの銃乱射事件で犠牲になり、最近の状況を恐ろしく感じています。これから家に帰るのですが、きょうは独立記念日なので飛行機に乗るのは不安です」と話していました。
また、大阪から旅行で来た日本人の女性は「日本いるとテロの脅威は身近ではありませんが、海外に来ると雰囲気が違うと感じました。何があるか分からないので、繁華街に出るときは気をつけたいと思います」と話していました。
空港では、犬を連れるなどした警察官が、不審な人物や物がないか確認を続けていました。フロリダ州から来た女性は「同僚の数人がフロリダの銃乱射事件で犠牲になり、最近の状況を恐ろしく感じています。これから家に帰るのですが、きょうは独立記念日なので飛行機に乗るのは不安です」と話していました。
また、大阪から旅行で来た日本人の女性は「日本いるとテロの脅威は身近ではありませんが、海外に来ると雰囲気が違うと感じました。何があるか分からないので、繁華街に出るときは気をつけたいと思います」と話していました。