日ロ高官が協議 テロに断固とした姿勢で一致
日本とロシアが安全保障政策について意見を交わす外務省高官級の協議が行われ、バングラデシュでの武装グループによる襲撃事件を受け、テロに対し、断固とした姿勢で臨む必要があるという認識で一致しました。
日本とロシアが安全保障政策や国際情勢について意見を交わす外務省高官級の協議が4日、モスクワで行われ、日本側は石兼総合外交政策局長、ロシア側はリャプコフ外務次官が出席しました。
協議のなかで、ロシア側はバングラデシュで起きた武装グループによる襲撃事件で、日本人7人が犠牲になったことに対し、深い哀悼の意を示しました。そのうえで、双方はテロに対し断固とした姿勢で臨む必要があるという認識で一致しました。このほか、北朝鮮の核問題やロシアが深く関わるシリア情勢などについても意見を交わしたということです。
日本とロシアは、先の首脳会談で、北方領土問題を巡って、双方に受け入れ可能な解決策の作成に向けて、新たな発想に基づくアプローチで交渉を加速することで一致していて、幅広い分野で対話を促進する必要があることを確認しています。
石兼局長は「率直な意見交換ができた。こうした対話を今後も継続することが必要だという認識で一致した」と話しています。
協議のなかで、ロシア側はバングラデシュで起きた武装グループによる襲撃事件で、日本人7人が犠牲になったことに対し、深い哀悼の意を示しました。そのうえで、双方はテロに対し断固とした姿勢で臨む必要があるという認識で一致しました。このほか、北朝鮮の核問題やロシアが深く関わるシリア情勢などについても意見を交わしたということです。
日本とロシアは、先の首脳会談で、北方領土問題を巡って、双方に受け入れ可能な解決策の作成に向けて、新たな発想に基づくアプローチで交渉を加速することで一致していて、幅広い分野で対話を促進する必要があることを確認しています。
石兼局長は「率直な意見交換ができた。こうした対話を今後も継続することが必要だという認識で一致した」と話しています。