カムチャツカ沖で拿捕の漁船 日本人3人解放
ロシア極東のカムチャツカ沖でロシアのサケマス漁船が違法操業の疑いで拿捕(だほ)された事件で、ロシアの国境警備局の関係者は、漁船に乗り組んでいた日本人3人について解放したことを明らかにしました。
					先月23日と24日、ロシアのサケマス漁船合わせて7隻が、極東カムチャツカ地方の沖合でロシア国境警備局に違法操業の疑いで拿捕され、50代から70代の日本人3人とロシア人の乗組員らがカムチャツカ地方の港に連行されて事情を聴かれていました。
国境警備局の関係者は4日、NHKの取材に対し、この日本人3人について、必要な手続きが終わったとして今月1日、解放したことを明らかにしました。この関係者は、サケマス漁での3人の役割やなぜ解放したのかなど詳しいことは明らかにしていません。この地域を管轄する極東ウラジオストクの日本総領事館が、3人が違法操業に関わっていたのかや解放した理由について、国境警備局に問い合わせるなど情報を収集しています。
一方、ロシアのメディアは、3人は、ロシアの排他的経済水域で、ことしから全面的に禁止されている流し網漁を指導するため漁船に乗り組んでいた可能性があると伝えています。ウラジオストクの日本総領事館は、3人がなぜロシアの漁船に乗り組んでいたのか、経緯についても調べることにしています。
				国境警備局の関係者は4日、NHKの取材に対し、この日本人3人について、必要な手続きが終わったとして今月1日、解放したことを明らかにしました。この関係者は、サケマス漁での3人の役割やなぜ解放したのかなど詳しいことは明らかにしていません。この地域を管轄する極東ウラジオストクの日本総領事館が、3人が違法操業に関わっていたのかや解放した理由について、国境警備局に問い合わせるなど情報を収集しています。
一方、ロシアのメディアは、3人は、ロシアの排他的経済水域で、ことしから全面的に禁止されている流し網漁を指導するため漁船に乗り組んでいた可能性があると伝えています。ウラジオストクの日本総領事館は、3人がなぜロシアの漁船に乗り組んでいたのか、経緯についても調べることにしています。