中国 “ごみ発電”抗議の住民に警察が暴行 批判高まる
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中国でごみを燃やした熱で発電する発電所の建設に抗議する住民に対し、警察官が棒で何度も殴る様子を撮影したとする映像がインターネット上に投稿され、地元政府に対する批判が高まっています。
中国南部の広東省肇慶で3日、ごみ焼却発電所の建設計画に反対する大勢の住民が地元政府の庁舎の近くの道路を封鎖するなどして抗議活動を行いました。住民たちは警察隊と衝突し、双方に複数のけが人が出たほか、住民21人が拘束されたということです。
中国版ツイッター「ウェイボー」には、衝突の様子を撮影したとする映像が投稿され、警察官が無抵抗の住民を棒で何度も殴る様子が映っています。
地元当局は、抗議活動に参加した住民はおよそ1300人だったと発表しましたが、インターネット上では3万人以上が集まっていたという指摘が出ています。
こうしたことから、中国国内では、警察による住民への暴力に加えて、「当局が事実を覆い隠し、情報を封じ込めている」などとして、地元政府に対する批判が高まっています。
一方で、インターネットへの書き込みや写真の多くが次々と削除されていて、当局が神経をとがらせていることがうかがえます。
中国版ツイッター「ウェイボー」には、衝突の様子を撮影したとする映像が投稿され、警察官が無抵抗の住民を棒で何度も殴る様子が映っています。
地元当局は、抗議活動に参加した住民はおよそ1300人だったと発表しましたが、インターネット上では3万人以上が集まっていたという指摘が出ています。
こうしたことから、中国国内では、警察による住民への暴力に加えて、「当局が事実を覆い隠し、情報を封じ込めている」などとして、地元政府に対する批判が高まっています。
一方で、インターネットへの書き込みや写真の多くが次々と削除されていて、当局が神経をとがらせていることがうかがえます。