豪総選挙 与党が議席を減らす見通し
2日投票が行われたオーストラリアの総選挙は、これまでの開票で、議会下院で、与党が議席を減らす見通しとなったものの、与野党いずれも過半数に達しておらず、ターンブル首相は結果が判明するには、あと数日かかるとして今後の開票作業を見守る姿勢を示しました。
2日投票が行われたオーストラリアの総選挙は、ターンブル首相率いる与党・保守連合と3年ぶりの政権奪還を目指す野党・労働党の争いとなりました。
開票状況について、オーストラリアの公共放送ABCテレビは日本時間の3日午前1時の時点で議会下院150議席のうち与党・保守連合が67議席、野党・労働党が67議席、無所属などが5議席を獲得することが確実になったと伝えました。
この結果、与党は、議席を、改選前の90から、減らす見通しとなり、背景には、ターンブル首相の支持率の低下があるとみられています。ただ、与野党いずれも過半数に達しておらず、ABCテレビは、残る11の議席については「接戦のため予測がつかない」としています。
ターンブル首相は日本時間の2日夜遅く、支持者の前に姿を見せ、「接戦の選挙だ。結果はあと数日待たなければならないが、われわれは引き続き政権に就く自信がある」と述べ、今後の開票作業を見守る姿勢を示しました。
一方、労働党のショーテン党首は、集会で「ターンブル政権は前回の選挙で国民から託された権限を失った」と述べました。
開票状況について、オーストラリアの公共放送ABCテレビは日本時間の3日午前1時の時点で議会下院150議席のうち与党・保守連合が67議席、野党・労働党が67議席、無所属などが5議席を獲得することが確実になったと伝えました。
この結果、与党は、議席を、改選前の90から、減らす見通しとなり、背景には、ターンブル首相の支持率の低下があるとみられています。ただ、与野党いずれも過半数に達しておらず、ABCテレビは、残る11の議席については「接戦のため予測がつかない」としています。
ターンブル首相は日本時間の2日夜遅く、支持者の前に姿を見せ、「接戦の選挙だ。結果はあと数日待たなければならないが、われわれは引き続き政権に就く自信がある」と述べ、今後の開票作業を見守る姿勢を示しました。
一方、労働党のショーテン党首は、集会で「ターンブル政権は前回の選挙で国民から託された権限を失った」と述べました。