三菱自動車 倉敷の工場で軽自動車生産再開
三菱自動車工業は、燃費の不正問題で停止していた岡山県倉敷市の工場での軽自動車の生産を4日、およそ2か月半ぶりに再開しました。
三菱自動車は燃費不正問題を受けて、ことし4月から軽自動車4車種の生産を停止していましたが、国土交通省への燃費の修正の届け出が終わったため、4日から岡山県倉敷市の工場で生産を再開しました。工場では4日、軽自動車5台を試験的に生産していて、報道陣に公開された生産ラインでは従業員たちが工程を一つ一つ確認しながら部品の取り付け作業を行っていました。
三菱自動車によりますと、自宅待機となっていたおよそ1300人の従業員のうち、4日は900人が出勤したということで、ことし9月をめどに全員を復帰させたいとしています。また、今月中旬から本格的に生産台数を増やすものの今月と来月は生産停止前の実績を大きく下回る月産5000台にとどまる見通しだということです。
水島製作所の須江隆行所長は「きょうから再開できたことで1つの区切りがついたと思っている。品質を第一に考え皆様の信頼を取り戻せるよう真面目に取り組んでいきたい」と話していました。
三菱自動車によりますと、自宅待機となっていたおよそ1300人の従業員のうち、4日は900人が出勤したということで、ことし9月をめどに全員を復帰させたいとしています。また、今月中旬から本格的に生産台数を増やすものの今月と来月は生産停止前の実績を大きく下回る月産5000台にとどまる見通しだということです。
水島製作所の須江隆行所長は「きょうから再開できたことで1つの区切りがついたと思っている。品質を第一に考え皆様の信頼を取り戻せるよう真面目に取り組んでいきたい」と話していました。