稚内とサハリン結ぶ定期フェリー再開へ
運航が途絶えていた北海道の稚内市とロシア極東のサハリンを結ぶ定期フェリーは、サハリンの企業が参入して今月下旬から運航が再開されることになり、日ロ双方で交流の拡大に期待が高まっています。
稚内市とサハリンを結ぶ定期フェリーは、平成11年から毎年夏の間、札幌市の企業が運航していましたが、この企業が赤字を理由に去年9月撤退し、運航が途絶えていました。
その後、日ロ双方で運航の再開が模索された結果、サハリン州政府の主導で地元の船会社が参入し、今月25日から運航が再開されることになり、4日、ユジノサハリンスクで調印式が行われました。
この中で、サハリン州のデクチャリョフ交通局長は「フェリーの再開が強く要望されていた。今後、新しいターミナルを建設することも検討していきたい」とあいさつしました。定期フェリーは80人乗りで、今月25日から9月中旬まで週2往復運航される予定です。運航再開に取り組んできた稚内市の第三セクター「北海道サハリン航路」の藤田幸洋社長は「運航の再開は日本とロシアの人や経済の交流に大きく寄与すると期待している。航路を維持していくためにも最大限の努力をしていきたい」と話していて、日ロ双方で交流の拡大に期待が高まっています。
その後、日ロ双方で運航の再開が模索された結果、サハリン州政府の主導で地元の船会社が参入し、今月25日から運航が再開されることになり、4日、ユジノサハリンスクで調印式が行われました。
この中で、サハリン州のデクチャリョフ交通局長は「フェリーの再開が強く要望されていた。今後、新しいターミナルを建設することも検討していきたい」とあいさつしました。定期フェリーは80人乗りで、今月25日から9月中旬まで週2往復運航される予定です。運航再開に取り組んできた稚内市の第三セクター「北海道サハリン航路」の藤田幸洋社長は「運航の再開は日本とロシアの人や経済の交流に大きく寄与すると期待している。航路を維持していくためにも最大限の努力をしていきたい」と話していて、日ロ双方で交流の拡大に期待が高まっています。