米長期金利 一時1.37%台 過去最低を更新
1日のニューヨーク債券市場は、世界経済の先行きの不透明感などから比較的安全な資産とされるアメリカ国債を買う動きが続き、長期金利の代表的な指標となっている、10年ものの国債の利回りは一時1.37%台に低下し、過去最低を更新しました。
1日のニューヨーク債券市場は、世界経済の不透明感から投資家がリスクを避けようと、比較的安全な資産とされるアメリカ国債を買う動きを強めたことや、イギリス国債の利回りが急低下したことから、相対的に利回りが高いアメリカ国債が買われました。
このため、長期金利の代表的な指標となっている、10年ものの国債の利回りは一時1.37%台に低下し、2012年7月につけた水準を下回り過去最低を更新しました。
市場関係者は「イギリスが国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めてから、投資家はリスクを避けようという姿勢を強め、日本をはじめ各国で長期金利の低下が進んでいる。また、先行きの不透明感からアメリカの政策金利も当面引き上げられないという見方が増えており、長期金利は低水準が続きそうだ」と話しています。
このため、長期金利の代表的な指標となっている、10年ものの国債の利回りは一時1.37%台に低下し、2012年7月につけた水準を下回り過去最低を更新しました。
市場関係者は「イギリスが国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めてから、投資家はリスクを避けようという姿勢を強め、日本をはじめ各国で長期金利の低下が進んでいる。また、先行きの不透明感からアメリカの政策金利も当面引き上げられないという見方が増えており、長期金利は低水準が続きそうだ」と話しています。