辞任を表明した英国のキャメロン首相の後任を決める与党・保守党の党首選は7日、下院議員による2回目の投票が行われた。開票の結果、テリーザ・メイ内相(59)が199票、エネルギー・気候変動省のアンドレア・レッドサム副大臣(53)が84票を獲得し、決選投票に進むことが決まった。どちらが勝っても故サッチャー元首相以来、約26年ぶり、歴代2人目の女性首相が誕生する。
46票と伸び悩んだマイケル・ゴブ司法相(48)は規定により脱落した。
全国約15万人の党員による決選投票は、1997年に初当選し、内閣の要職を務めるメイ氏に、2010年に政界入りしたレッドサム氏が挑む構図となる。メイ氏は欧州連合(EU)離脱を決めた6月の国民投票でキャメロン首相とともに残留を支持。レッドサム氏はボリス・ジョンソン前ロンドン市長(52)とともに離脱を推進し、「新首相はEU離脱を信じる人物がなるべきだ」と訴えた。
党首選には計5人が立候補した…
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朝日新聞国際報道部
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