ドバイ=渡辺淳基
2016年7月8日00時37分
イラクの首都バグダッド中心部で3日に起きた爆弾テロの死者数が292人に達したと、イラク保健省が7日発表した。
死者数は4日時点で213人とされていたが、けが人や行方不明者の死亡が新たに確認された。遺体のうち177体は人物の特定が困難な状態だという。
一度の爆発による死者数としては、2003年に始まったイラク戦争後で最も多い。イラクのガッバーン内相が辞意を表明したほか、アバディ首相の責任を問う声も強まっている。
事件では、過激派組織「イスラム国」(IS)が、敵視するイスラム教シーア派を狙ったとする犯行声明を出している。(ドバイ=渡辺淳基)
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朝日新聞国際報道部
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