こんにちは。今年で美容外科ナース歴、6年目に突入するぴーらっつです。
最近は昔に比べると、だいぶ美容整形について理解が深まり、気軽に治療をする方が、増えてきたような気がします。
でも、一方で、
整形はなんかやだ!ありえない!
という意見もありますよね。
確かに、わかります。
実はわたしも、高校時代に二重をやってかわいくなった子を見て、もとの顔じゃないのにずるくない?って思ったような気がします(笑)
性格悪いですね(笑)
でも、今思うと、完全に嫉妬というか、ひがみだった気がします。
かわいくなって、キラキラし始めた彼女がうらやましかった。
それだけだったのだと。
実際、わたしは美容外科で働いてみて、美容整形への考えがだいぶ変わりました。
いろんな患者さんをみてきて、どんな思いで施術するのか、やってみてどうだったのかなどを聞く機会もあり、整形って、意外といいものなのかもしれないなあ、って思ったんです。
今回の記事では、
美容整形について、美容外科で働いているわたしだからこそ伝えられる、魅力や注意点
をお伝えできたらなと思います。
美容整形の魅力
コンプレックスを改善して、明るい気持ちになれる
みなさんは、コンプレックスはありますか?
そのコンプレックス、意外と簡単に解決できるかもしれませんよ?
実は、わたしもコンプレックスだらけでした。
にきびやアトピーに悩まされたこともあったし、若いころはダイエットにも悩まされました。
ムダ毛にも悩んだし、エラが張った輪郭で、顔が大きいと悩んだこともありました。
しみやそばかす、年齢を重ね始めたら、しわも気になってきたり…
でもね、わたしは美容外科で働き始めて、感動しました。
それは、コンプレックスは、意外と簡単に、解決できるんだということ。
美容外科にはたくさんの患者さんが来ます。
二重になりたい。鼻が低いのが悩み。
にきびがひどくて、どこにも行きたくない。
法令線が気になる、胸が小さい…などなど。
他人から見たら、気にならないかもしれませんが、本人からしてみたら、とても気になりますよね。
暗い気持ちになって、なんで自分ばっかりって、ため息ついて。
佐々木希は、かわいくていいな~、わたしなんて、誰にも愛されないんだって一人で落ち込んだり。
この気持ちって、本当に、本人にしかわからないんですよね。
中には、自分が好きになれなくて思いつめて、リストカットしたり、友達に、見た目が原因で、いじめられてしまったり。
そんな暗い部分というか、悩みを多かれ少なかれ、みんな持っていると思うんです。
それがもし、解決できて、少し、自分に自信が持てたら。
きれいだね、かわいいねっていわれて、うれしい気持ちになれたら。
毎日が楽しくなったら。イキイキ過ごせるようになったら。
最高ですよね。
美容整形を、そんなふうに自分を好きになるための、一つの手段にするのはいいことだと思う。
メイク時間を短縮できる
最近は、メイクがとても上手な人も増えてきているので、メイクをすることで大好きな自分になれる人は多いと思います。
でも、アイプチしたり、鼻を高く見せたり。
時間がかかりますよね。
二重にして、鼻を高くして…ってやればすっぴんもかわいいし、メイク時間も短縮できます。
どうして、アートメイクで眉やアイラインを入れるのは良くて、二重整形は嫌なのかな?
パーマはよくて、整形はダメなのかな?って、今となっては思いますね。
どうせ、アイプチするなら二重にするのも変わらないんじゃないかなぁ?(笑)
アンチエイジング
年を取るとしわやしみ、たるみといろんな現象が襲ってきます。
でも、男性も女性も、いつまでも若々しく、きれいでいたいですよね。
しみをとったり、しわを目立たなくすることって、できるんですよ。
そう考えたら、年を取るのが怖くなくなりました。
わたしは今年31歳になりますが、年を重ねるのが楽しみです。
手をかけた分だけ、きれいになることが分かったし、精神的にもいろいろ学んだり、経験したり、外見だけでなく内面的にも、もっともっと、人間的な魅力が増していくのがわかるから。
整形は、いってみれば、いつまでも若々しく、自分の気分を上げるために白髪染めをする。ウィッグを付ける。
そんなおしゃれというか、身だしなみの一部といった感覚でしょうか?
っていうか、しみやたるみに効く化粧品とかはよくて、整形がダメという人がいるのも、今考えると不思議ですね。
キレイになりたいっていう、同じ目的なはずなのに。
わたしが思う、美容整形の注意点
上記のように、わたしは自分が働いているのもあって、整形について、割と抵抗を感じません。
が、整形をするときに気をつけてほしいことはいくつかあります。
自分の良さを引き出す治療をしよう
もともとの顔立ちをいかして、より魅力的な自分に見えるようにする。
そんな取り入れ方が理想かなと思います。
中には、もっとかわいくならなきゃと、整形を繰り返してしまい、不自然になってしまったり、整形を繰り返さないと気が済まない状態になってしまう人がいます。
扇風機おばさんとか、前に話題になりましたよね。
芸能人にすべて似せたいっていうのも、もったいないなあと思います。
その人にはその人のいいところがあるはずだし、芸能人のコピーじゃ、自分らしさがなくなってしまう。
それに骨格やもともとの作りも違うから、完全にって無理なんじゃないかなあ。
はまりすぎないようにしよう
確かにキレイになるって素敵なことです。
でも、整形をするために、お金をすべてつぎこんだり、風俗で働いたり。
心がギスギスしてしまったら、意味ないんじゃないかなあ?
それに、キレイって、外見だけじゃないです。
内からにじみ出てくるような、キラキラした、魅力を放てるようになりたくないですか?
外見は、いずれ朽ちていくものです。でも内面を磨いていけば、いつまでも輝けます。
わたしはそんな大人を目指したい。
よく考えて後悔しない治療をしよう
例えば、本当に悩んでイヤでイヤで、仕方がない場合。
そんな時は、大掛かりな手術に踏み切ってもいいと思うんです。
もちろん、しっかり説明を聞いて、リスクや手術内容に納得して。
でも、小さな治療、お手軽な治療でも、よく考えずに簡単な気持ちでやるのはおすすめしません。
たとえ注入系の元に戻る治療でも、後悔してしまったら、数日から数カ月はやったことに対して悩むことになるから。
自分が納得して、理解して受けることが重要です。
美容整形について、美容外科ナースのわたしが思うこと
美容整形って、まだあんまり、いいイメージがないかもしれません。
でも、例えば交通事故などで、顔が損傷してしまった人が治療をするのはよくて、自分の体に悩みを持つ人が治療をするのはいけないっていう風潮は、ちょっと違うかなとわたしは考えます。
人の気持ちなんて、だれにもわかりません。
悩んでいるようには見えない人が、心底悩んでいたり、自殺してしまう世の中です。
確かに五体満足で生まれてきただけ、感謝しなければいけない。
そうは思うけれど、何も知らないのに、芸能人など、整形した人をただ批判するのはなんだか好きになれないな。
整形にも限度があるけど、きっとその人にはその人なりの理由があるんだなって、温かく見守れるような人間でありたいとわたしは思う。
だれだってみんなキレイで、かっこよくなりたいじゃないですか。
承認欲求って、人間が持っている自然な欲求の一つです。
その理想のレベルが違うというのもまた、個性なのかもしれません。
わたしは整形を、別にすすめたいわけではありません。
でも、コンプレックスを解消して、自分がイキイキと生きられるようになるのなら、やるべきじゃないかなって思います。
実際、患者さんを見ていて思うんです。
悩んでいた、しみが消えてきれいになった!あこがれの二重になった!鼻が低くて悩んでいたけど、高くなってすごくうれしい!
そういうふうに喜んでいる患者さんを見ると、よかったなって、思うんです。
一緒にうれしくなるんです。わたしも、悩んでいたしみが取れたとき、とってもうれしかったから。気持ちがとってもわかるんです。
だから、美容外科の仕事って、楽しい。
保険も効かない、自由診療。
病気じゃないから、やらなければいけないわけではない。
でも、自分が自分らしくあるために、自信をもって、前向きに生きるお手伝いができるのが美容外科なんじゃないかな。
エステよりも高めだけど、効果が高く、即効性もあるし。
自分のコンプレックスで、ふさぎこんでいる時間って、本当にもったいない。
だって、人生は一度きりなのだから。
今は、お手軽な注入系の治療などもたくさんあるし、自分を好きになって、笑顔で暮らせる人が増えたらいいなというのがわたしの願いです。
自分を好きになって、積極的になる。好きな人とかかわれるようになる。友達が増える。出かけたくなる。いろいろ挑戦したくなる。人生楽しくなる。
そんなふうにプラスになるなら、いいんじゃないかなあ?
わたしは、せっかくこうしてブログを始めて、みなさんにいろいろお伝えできるようになったので、
・美容外科ナースのわたしから見た、美容外科治療のあんなことやこんなこと
・わたしが実際にやったことのある治療法
なんかを、これから何回かに分けて、お伝えしていこうと思います。
そりゃあ「おお!この人いろいろやってるんだな~(失笑)」って思われるかもしれないけれど、実際、友達なんかにも「何やってるか教えてよ~」って言われることも多いので、みんな美容について気になっているんだなと思いまして。
美容外科って、大きい整形をするだけじゃなく、意外と身近な存在なんだよというのを伝えられたらいいな。
外見も内面も美しく年を重ねたいですね。