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異世界温泉へようこそ! 作者:虹咲 春

第二章

27/27

第一話 桃色パラダイス

日を少し置くつもりでしたが、予定以上に書き溜めを生産することが出来たので放出します!

「ふわぁー……気持ちいいのですー」
「うむ。労働後の温泉は素晴らしいの一言に尽きる」
「あかんわー! この感覚! 脳ミソとろけてしまいそうやわー!」


「「どうしてこうなった」」


 水曜日。午後9時半頃。

 俺は、四人の美少女と共に教会のプライベート温泉で混浴していた。

 四人と、混浴していた。

「異世界温泉のほうもいいですけど、やっぱりこっちの方が家って感じで落ち着くのです~」

 そう言って表情をトロンとさせるのは10歳くらいの美少女──ティナ。

 肩まで伸びた雪のような白髪。

 その間からもふもふな猫耳を生やした亜人だ。

「入れたての温泉だからな。効能もばっちり教授できて最高だな」

 雰囲気も口調も凛としているこのお方はエイリ。

 長い耳と、燃えるような赤い長髪が特徴的なエルフ美人さんだ。

 東国出身の建築家であり、『異世界温泉』を設計した張本人である。

 今日も今日とて、男を悩殺するためにできたとしか思えないででーんなおぱーいを惜しげもなく晒している。

 もし凝視しようものなら、この湯船は瞬く間にケチャップ温泉と化してしまうんだろう。

 俺の鼻血で。

「駆け出しの頃に倭国寄って毎日浸かってた記憶が甦るわ~。ホンマ恐ろしいもんやでこれ」

 指が滑り落ちそうな程滑らかで白い素足をちゃぷんと上げて、ごくらくごくらくぅと息をつくのはリズ。

 金髪立て巻きロールがよく似合う美人、という外観とは裏腹に関西弁(?)が達者な商人である。

 この異世界温泉を作るにあたって出資者になってくたり、トランプを売りさばいてくれたりと、いろいろと助けてくれた人物だ。

 今日、営業が終わって、七瀬さん来るかなーと首を長くしていたらたまたま尋ねてきたのである。

 曰く、『今日は週の真ん中やし他の日ほど忙しくなかったやろっ。温泉、入らせて―や』

 もちろん快諾した。

 その後すぐに、七瀬さんもやってきた。

 いつも通りの制服姿で。

 来てくれたんだとほっとすると同時にテンション上がった。

 自分が掘り当てた温泉で存分にリラックスしてもらおうと思った。

 そんな七瀬さんは今、

「ありえないっ……こんなのありえないわよっ……」

 温泉の中。

 俺に背中を向けてわなわなと震えていた。

 理由は単純明快。

「なんで私が上条君と一緒に温泉入ってるのよーーーッッ!!」 

 以下、回想。

『おお、リズエット! 久しぶりだな!』
『エイリも元気そうでなによりやなー! 良い就職口が見つかってなによりやわ』
『うむ! 今は毎日が充実していてとても楽しいぞ!』
『スルメみたいに干からびていたあの頃とは大違いやな!』

 まずはエイリとリズエットが再会の言葉を交わし、

『タクマ様。そちらはどなた様なのです?』
『俺のクラスメイトの七瀬伊織さん。ティナは一度、会った事あるよね』
『はじめまして、七瀬伊織です。上条君のクラスメイトです』

 七瀬さんが人当たりの良い笑顔を浮かべて自己紹介した後、

『リズにイオリ殿か! 今日の混浴は男女率が素晴らしいことになるな! よかったなタクマ殿! 夢のハーレムだぞ!』

 エイリが割と洒落にならない爆弾発言を投下した。

『こここ……!! 混浴!?』
『ちょッ!? エイリ!? 流石に今日は……!!』
『そ、そうよ!! 男の子と一緒に温泉に入るなんて……って、上条君!? 今日は、ってことはまさかッ!?』

 バッバッと、七瀬さんはティナと俺を交互に見た。

 俺に向けられた視線は、性犯罪者を見るそれだった。

『違う! 誤解だよ七瀬さん!』
『なにが違うのよ! こんな可愛い女の子と一緒にお風呂だなんて、青少年保護法が許しても私は許さないわ!』

 互いに頬を赤くし問答する俺と七瀬さんを見ていたリズが、ははーんとなにか盛大に勘違いして、 

『細かいことはええねんナナセとやら! ここは異世界! アンタの暮らしてきた世界とは違うんや! 郷に入ったら郷に従えと言うやろ?』
『そ、それとこれとは話が別ッ……』
『さあさあ服を脱ぐんやナナセ! 一瞬の恥じらいの後には永遠の快楽が待っているで!』
『きゃっ、ちょっ!? やめっ……脱がさないで……!!』
『ほれほれほれー!!』
『ああっ!! タオル! せめてタオルをおおぉぉ!!』

 突然目の前で百合展開が始まったかと思うと、

『なんでエイリも俺の服を脱がそうとしてるのかな?』
『安心しろ! 私はこれでも空気は読めるほうなのだ!』
『悪読みしすぎだよ!?』

 ヘルプミー! ティナー!

『わあああっ!! 今日の温泉は賑やかになりそうなのです! 楽しみなのですよー!』

 唯一の頼みの綱であったティナも別のベクトルに勘違いしたようで使い物にならなかった。

 あれよあれよの間に俺と七瀬さんは素っ裸にされ、一緒に温泉に入る運びとなった。

 回想終わり。

「ああもう! こうなったらヤケよ! とことん堪能してやるんだから!」
「ちょっ、七瀬さん!?」

 ざぱんっと湯飛沫を上げて、背中を向けていた七瀬さんが体勢を横に変えた。

 なんか吹っ切れたらしい。

 その距離およそ0.5m。

 少し体の軸がズレてしまえば、肩と肩が触れ合ってしまいそうな距離。

 あり得ない。

 あり得ないぞこの近さ!

「そ、そんな……じろじろ見ないでよ……恥ずかしいじゃない……」
「ご、ごめんっ……!!」

 とは言うものの、なぜか視線を七瀬さんから完全に外すことができない。

 それだけ、七瀬さんには男の目を惹きつける魅力があった。

 視界の端ごしでもわかる。

 スッと通った鼻筋、ぷるんとした桜色の唇に、ぱっちりとした漆黒の瞳。

 学年一と言われ続けてきたその顔立ちはまさに可憐の極み。

 滑り落ちそうな程滑らかで、闇空のように黒い長髪から滴り落ちる水滴がなんとも色っぽい。

 新雪のように白く、染み一つない肌が織りなすボディライン。

 タオルを巻いているとはいえ、ちゃんとした膨らみとして主張されている胸部も上辺部分が湯から覗いており、とてつもなく目のやり場に困る。

 やり場に困っているのは七瀬さんも同じのようだった。

 二人して、視線を斜め前に固定したまま動かせずにいる。

 気まずい。

 気まず過ぎるぞこの空気!

 ──なにしてんねんタクマ君! そこ男のお前から会話切り出さへんとなんも始まらんやろがい!

 ──男を見せるんだ、タクマ殿!

 なんか、神の声が聞こえてきた。

 振り向くと、リズとエイリがとってもいい笑顔で親指をグッと立てていた。

 グッドラックじゃねえよちくせう。

 でもまあ、せっかく来てくれたんだ。

 なにかしらコミュニケーションを取らなければ!

 この5日間で培った接客スキルをフル活用するのだ!

 行けるぞ俺!

「ほ、本日はご来店いただき誠にありがとうございますた」

 って、ちがーーーうッ!!

 なに普通に接客口調で話しかけてんねん!

 てか微妙に噛んでるし!

 ──くっ。

「あははっ……ますたって、なによそれ」

 口に手を当てくすくすと笑う七瀬さん。

 可愛い。

 どうやらちょっとハマったみたいだが、笑いのツボ浅すぎちゃう?

「……ごめん。言い直させて」
「ん……どうぞ」

 顔が熱すぎて今にも爆発しそうだ。

「今日は、えっと……来てくれて、ありがとう」

 ほんの少し、七瀬さんは口元を緩ませたかと思うと、

「た、たまたま今日は、訓練が早く終わって時間があったの。……ほんと、たまたまなんだからね?」

 ツンデーレ。

 七瀬さんの頬が一層赤みが増したような気がした。

「私もその……ありがとう」
「え?」
「約束どおり、招待してくれて……上条君が作った温泉、とっても気持ちいいわ」
「それは……どういたしまして……」

 なんだろう。

 すげー嬉しい。

 温泉に関しては今までたくさんお礼を言われてきた。

 そのどれよりも、七瀬さんの言葉が胸の奥に沁み通った。

「よ、よかったらさ七瀬さん。これからもここに……」
「ええい! まどろっこしいわ! 男のくせに胸のひとつくらい揉めんでどうする!」

 ふにょん!

 どこからか参上したリズが七瀬さんの胸を後ろから鷲掴みにした!

「きゃっ!?」
「ぶーーーッッ!?」 

 タオルが舞う!

 反射的に振り向いたその眼前に現れる二つの理想胸!

 俺は大いにパニくった。

「なんやこのボリューム! 質感! 若いくせににこんなけしからん秘密兵器隠し持っとりおって! 貧相な私に対する当てつけか!?」
「ちょっ……やめっ……ひあんっ!? そこはだめぇ!!」

 目の前で揉みしだかれる七瀬さんの胸!

 甲高い悲鳴! 

 爆笑するエイリ! 

 おろおろするティナ!

 もうなにがなんだかわからなかった。

 とりあえず、リズのこの暴挙を止めなければならない。

 よく回ってない頭で直感的にそう感じて、

「ちょっとリズ!! 流石にやめ……」

 勢いよく立ち上がった。

 そして、気づいた。

 ──俺今、全裸やんけ。

 時間が、凍り付いた。

 七瀬さんの視線が、俺の下半身を数瞬凝視したかと思うと、  

「き、きゃあああああああああああああああああああああ!!!!」

 パチーーーーン!!

「ごぶぅッッ!!」

 気が付くと、俺は宙を舞っていた。

 盛大にビンタされたのだ。

 一瞬、新たな性癖の扉が脳裏にチラついた気がした。

 なんだろう、このシチュエーションアニメでよく見たぞ。

 まさか自分が身を持って体感することになるなんて。

 そんなことを思いながら、俺は背中からざぶんと墜落した。

 その後の記憶は無い。

 
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