「「改憲派2/3の勢い」と報じる時それで自分の家族の生活がどう変わるか何も考えないのか:山崎 雅弘氏」
憲法・軍備・安全保障
https://twitter.com/mas__yamazaki
大手メディア企業の正社員の年収がいくら高額でも、原発交付金と同じで、使ったらそれで終わりだろう。
それと引き換えに、子供や孫が安心して暮らせる諸権利を権力者に差し出す価値があると本気で思うのか。
「改憲派2/3の勢い」と報じる時、それで自分の家族の生活がどう変わるか何も考えないのか。
憲法がどうなるのか、国家体制と国民の関係がどう変わるのか、よりも「とりあえず波風を立てずに当座をやりすごす」ことを、メディアで働く大人たちの多くは優先しているように見える。
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子供や孫がいる人なら、その子供の顔を頭に思い浮かべ、10年後20年後の暮らしぶりを想像してみたらどうだろう。
国家体制の維持を、国民の自由や命よりも上位に置く価値観がこの国を支配した時代は、たった70数年前のことで、生き証人もまだ数多く存在する。
もう二度とそんな時代には戻れないようにするための「封印」が今の憲法だが、かつてと同じような美辞麗句を振りまき、封印を解こうとする人間たちがいる。
「国体=国柄=日本の素晴らしい特質」を憲法に盛り込むことのどこが悪いのか、という日本会議系人士の説明は、一見もっともらしいが、重大な構図を隠している。
国体=国柄を「素晴らしい」と際限なく称揚すればするほど、「それを守るためならば犠牲にしてもよいとする範囲」が際限なく拡大していく。
現行の日本国憲法には、文面の瑕疵もあるとは思うが、少なくとも「日本が戦前のような社会状況に回帰しないようにする封印」としての機能は、重要な価値として評価・認識すべきだろう。
安倍首相と日本会議は、瑕疵を過大にあげつらい評判を貶め、戦前回帰を防ぐ封印としての機能を無力化しようとする。
日本国憲法が、実質的に「日本が戦前のような社会状況に回帰しないようにする封印」として機能しているという現実は、個々の条文だけ見てもなかなか認識できない。
戦後70年、それが全体としてどう機能してきたかを俯瞰して初めて、その見えない効果が浮かび上がる。
歴史の文脈で見れば価値がわかる。
国家体制の維持を、国民の自由や命よりも上位に置く価値観がこの国を支配した時代に、もう一度この国を戻すことを望む人間にとって、その回帰を妨げる封印としての現行憲法は憎んでも憎みきれない敵であり、罵詈雑言を浴びせることに何の心理的抵抗もない。
それがある限り、彼らの理想は実現できない。
>但馬問屋 朝日新聞(7/6付) 主権者教育、縛られた教室で 「投票へ」促して終わり。 自由にものが言えない教室で、自ら考え判断する主権者が育つのだろうか? ※政権にとっては、自由に議論されては困るわけだ。そんな状態で投票を促されてもな
これも「政治的中立」と「政局的中立」の取り違えの例だろう。
生徒の大半が「憲法学者が違憲だと言う法案を数の力で通す政権はおかしい」「選挙時の約束を破る政権はおかしい」と当たり前の疑問を抱いても、教師がそれを集約すると「偏向」とされる。
学校が「政治的中立」の名目で「政局的中立」の態度をとるのは、実質的には「政治については自分の頭で考えるな」「個人としての考えを持つな」「意見を聞かれても無難なことしか言うな」「所属する集団に従え」「決まったことには文句を言わずに黙って従え」という、諦めの感情の植え付けでしかない。
>想田和弘「平和」という言葉が政治的すぎて教室で使ってはならないNGワードだということは、現在の権力者=安倍政権が平和を望んでいないことを逆説的に示している思うのだが、いかがだろうか。
「2016年の安倍晋三政権下の日本では、選挙権が18歳に引き下げられたが、参議院選挙を前にした学校の授業では、『平和』という言葉が『思想的』だという理由で使用を禁じられた。」
後世の教科書にこう書かれる状況に、今の日本はなっている。
日本会議の問題も、組織内部の人脈や力学などの「政局的側面」で全体を説明する言説が少なくないが、日本社会における価値観の転換や優先順位の入れ替えなど、彼らの運動が引き起こしている「非政局的な政治的変化」にも目配りしなければ、最終的に彼らが何を目標としているのかは恐らく理解できない。
例えば「日本会議の人士は左翼やフェミニズムを敵視している」という「政局的側面」は、全体の一部としては「事実」ではあろうが、それが「全てです」と言われれば、それは単にあなたがそこしか見ていないだけでしょう、という話になる。
当座の政局での陣営対陣営の対立図式と、運動全体の目標は違う。
日本の報道/言論の自由の後退について【2016年6月】(Togetter)
http://togetter.com/li/996924 備忘録的な意味も含め、表題に関連するツイートをまとめてみました。
今年の6月にツイート/リツイートした分です。
問題を考える判断の材料にしていただければ幸いです。
金平茂紀「NHKでは近年、沖縄の米軍基地に絡んだニュースや特集が放送される際には、必ずと言っていいほど、東京の政治部による実質的な内部統制=検閲に近いことが行われているのだという」(沖縄タイムス)
http://bit.ly/29AoxtG
「異変を教えてくれたのは例によって古くからの沖縄の友人だった。NHKがこの日のニュースで『県民大会』という言葉を執拗に避けて『大規模抗議集会』という言い方をしているのだという。確かめてみると、何と本当にNHKだけが当日の県民大会のことを『大規模抗議集会』と放送」
「沖縄報道におけるNHK政治部の内部統制機関化。一体何のためにそのようなことが起きるのか」
「実際には、最高権力者の地位、権限を利用した、むしろNHKよりも政治権力そのものに近い小官僚、自発的隷従者たちが、権限をふるって、あれをするな、これはマズい、ここはこう変えろ等と命じている」
こんなものを「公共放送」とは呼べない。
>安倍さん めっちゃ憲法ディスってるなぁ。 「こんな『いじましい』文章を、よく66年間も」(2011年9月3日 NHK「未来ビジョン」より)
https://twitter.com/Bulldog_noh8/status/750441375498285056
ここで安倍晋三氏が語っている「憲法前文の問題点」は、日本会議の講演や機関誌『日本の息吹』で論客が異口同音に繰り返す説明の完全コピーだが、日本語の読解力の限界も露呈している。
小学生レベルの読解力で、意味を狭い範囲にねじ曲げた上で叩く。

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