【北京＝永井央紀】日中戦争の発端となった1937年の盧溝橋事件から79年にあたる７日、中国共産党・政府は北京の抗日戦争記念館で記念式典を開いた。党政治局員の郭金竜・北京市長が出席したが、習近平国家主席ら最高指導部である７人の政治局常務委員は誰も参加しなかった。
国営新華社は「歴史を鏡に悲劇が繰り返されるのを避けなければならない。いまだに侵略を否定、歪曲（わいきょく）、美化する人々がいる」との評論記事を配信し、暗に安倍晋三首相の歴史観をけん制した。
2016年7月7日（木）
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