首都圏の水がめ 関東北部で少雨続く 前線停滞せず
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利根川水系のダムがあり、首都圏の水がめとなっている関東北部では、梅雨に入っても前線が停滞せず、平年に比べて雨が少ない状態が続いています。気象庁によりますと、関東北部では、この先1週間もまとまった雨は降らず、雨の少ない状態が続く見込みです。
気象庁によりますと、先月は前線が九州付近に停滞することが多く、九州や中国地方などでは記録的な大雨になったほか、今月に入ってからは前線が日本海側に停滞し、山陰や東北などで雨の量が多くなっています。
しかし、関東付近には前線が停滞せず、特に利根川水系のダムがあり、首都圏の水がめとなっている関東北部では梅雨入り前の5月から平年に比べて雨が少ない状態が続いています。
ことし5月1日から先月30日までに降った雨の量は宇都宮市で平年の62%、水戸市で平年の71%、前橋市で平年の93%などといずれも平年を下回っています。とくに、利根川水系の8つのダムに近い場所では低くなっていて、茨城県古河市で平年の54%、群馬県みなかみ町で平年の61%、群馬県沼田市で平年の62%などといずれも平年の半分ほどにとどまっています。
また、今月1日から6日までの雨量は群馬県沼田市で0.5ミリ、群馬県みなかみ町で13ミリなどと、今月に入っても雨がかなり少ない状態が続いています。
気象庁によりますと、関東北部ではこの先1週間も前線が停滞しにくいということで、まとまった雨は降らず、雨の少ない状態が続く見込みです。
しかし、関東付近には前線が停滞せず、特に利根川水系のダムがあり、首都圏の水がめとなっている関東北部では梅雨入り前の5月から平年に比べて雨が少ない状態が続いています。
ことし5月1日から先月30日までに降った雨の量は宇都宮市で平年の62%、水戸市で平年の71%、前橋市で平年の93%などといずれも平年を下回っています。とくに、利根川水系の8つのダムに近い場所では低くなっていて、茨城県古河市で平年の54%、群馬県みなかみ町で平年の61%、群馬県沼田市で平年の62%などといずれも平年の半分ほどにとどまっています。
また、今月1日から6日までの雨量は群馬県沼田市で0.5ミリ、群馬県みなかみ町で13ミリなどと、今月に入っても雨がかなり少ない状態が続いています。
気象庁によりますと、関東北部ではこの先1週間も前線が停滞しにくいということで、まとまった雨は降らず、雨の少ない状態が続く見込みです。
ダムの貯水量 改善せず
首都圏に水を供給している利根川水系のダムは雨が少ない影響で先月から10%の取水制限を行っています。
取水制限から3週間たった7日も、利根川水系の8つのダムの貯水率は50%と水不足は、ほとんど改善しておらず関東地方整備局などは、引き続き、節水への協力を呼びかけています。
関東の1都5県に水を供給している利根川水系の8つのダムの水の量は雨が少ない影響で平年より少なく、関東地方整備局などは、先月16日から、10%の取水制限を行っています。
取水制限から3週間たった7日午前0時現在の8つのダムの貯水率は50%で、中でも群馬県の矢木沢ダムの貯水率は22%にとどまっています。
また、貯水量は1億7265万トンで、平年の半分程度とほとんど改善していません。
そして今後も、雨の少ない状況が続き、貯水量が1億5000万トンを下回れば、取水制限の割合を20%に引き上げるとしていて引き続き、節水への協力を呼びかけています。
取水制限から3週間たった7日も、利根川水系の8つのダムの貯水率は50%と水不足は、ほとんど改善しておらず関東地方整備局などは、引き続き、節水への協力を呼びかけています。
関東の1都5県に水を供給している利根川水系の8つのダムの水の量は雨が少ない影響で平年より少なく、関東地方整備局などは、先月16日から、10%の取水制限を行っています。
取水制限から3週間たった7日午前0時現在の8つのダムの貯水率は50%で、中でも群馬県の矢木沢ダムの貯水率は22%にとどまっています。
また、貯水量は1億7265万トンで、平年の半分程度とほとんど改善していません。
そして今後も、雨の少ない状況が続き、貯水量が1億5000万トンを下回れば、取水制限の割合を20%に引き上げるとしていて引き続き、節水への協力を呼びかけています。