菅官房長官 在任期間が歴代1位に

菅官房長官 在任期間が歴代1位に
菅官房長官は記者会見で、みずからの在任期間が森内閣と小泉内閣の福田官房長官を抜いて歴代1位の1290日となったことについて、引き続き一億総活躍社会の実現など安倍政権の掲げる政策を推進するための環境整備に取り組む考えを示しました。
菅官房長官は平成24年12月、第2次安倍政権の発足に伴って官房長官に就任し、在任期間は7日で1290日となり、森内閣と小泉内閣で官房長官を務め、これまで歴代最長だった福田康夫氏の1289日を抜いて歴代1位となりました。
これについて菅官房長官は記者会見で「『正直、そんなに長くなったのかな』という思いだ。就任した当時はこんなに長く務めるとは全く考えていなかった。安倍総理大臣の明確な考えを実現するために、こんにちまで懸命に取り組んできた」と述べました。そのうえで菅官房長官は「安倍総理大臣の方針に基づいて政府全体として前に進んでいくように環境整備をしっかり行っていくことが私の役割だ。派閥の時代は完全に終わった。政策の旗を掲げたところにみんなが集まって進めていくことが大事だ。多くの課題を解決するために省庁横断的な政策が必要になってくる中で、一億総活躍社会の実現という安倍総理大臣が新たに打ち出した政策をしっかり実現していきたい」と述べました。