2016年7月7日16時35分
マツダの販売子会社「関西マツダ」(大阪市浪速区)は6日、自動車整備を請け負うリース会社2社に対し、整備費用を実際より高く請求していたと発表した。架空請求は2054台、総額約1100万円に上る。すでに全額を返金したという。
同社ナンバ店で2004年6月から昨年12月にかけて、リース会社2社から請け負った定期整備で、パンクしていないタイヤのパンク修理をしたなどとして、点検や整備の項目を不正に増やした。昨年10月、リース会社から「パンク修理が多すぎる」と指摘されて発覚した。不正に関わったのはサービスマネジャーら社員3人で「売り上げ目標を達成するためだった」と話したという。
近畿運輸局は今月1日付で文書で警告を出し、1カ月以内に再発防止策を提出するよう求めた。東堂一義社長は「社内の手順を見直し、コンプライアンス研修を充実するなど再発防止に努める」とコメントした。
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朝日新聞社会部
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