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経済

日銀が中国、九州・沖縄引き下げ 7月の地域景気判断 

 日銀は7日、7月の地域経済報告(さくらリポート)を発表し、全国9地域のうち中国と九州・沖縄で景気判断を引き下げた。三菱自動車の燃費不正問題や熊本地震が影響した。据え置いた7地域にも、年明け以降の円高株安で個人消費の判断を引き下げた地域があり、景気停滞の懸念が強まりつつある。

 英国の欧州連合(EU)離脱決定で円高が進んでおり、自動車や電機といった輸出企業の収益圧迫が懸念されている。今回の景気判断は英離脱の影響が十分に反映されておらず、今後さらに悪化する恐れがある。

 景気判断を引き下げる地域があるのは、3四半期連続となる。

(共同)

 日銀本店で開かれた支店長会議=7日午前

 日銀本店で開かれた支店長会議=7日午前

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